ELLの足跡

人は最後は一人だという・・・でも、・・・今は妻が傍にいてくれる・・・

乳幼児の塩分過剰摂取・・・通常の食生活では過度な心配は不要!

2017-08-05 | 雑記

乳幼児が塩分の取り過ぎによる塩化ナトリウム中毒で死亡したり・・・

ハチミツのアレルギーで死亡したり・・・との話を聞くと辛いですね・・・


今朝の新聞を読んでみると・・・

ラーメン1杯で塩分は5㌘入っているといいます。

この塩分5㌘は体重10㌔前後の1歳児の場合、一気に摂取すると生命の危険が生じる恐れがあるといいます。

厚労省の一日あたり食塩摂取基準では
  • 生後6~11か月・・・1.5㌘
  • 1~2歳の男児・・・3㌘未満
  • 1~2歳の女児・・・3.5㌘未満
と成って居るようです。ただ、母乳やパンやうどんにも塩分が含まれているので控えた方がよいと・・・


我が家の場合、子供たちが小さい時には、塩分を気にしたことがなかったと思いますが、

終活をしなければならない歳に成っての数年前から、塩分など食事全体に気を付けるようになりました(#^.^#)

我が家には砂糖もソースもありません・・・出汁や食材の甘味を利用して調理してますよ。

若い世代の方達もお子様の為にも、食事全体を薄味にしてみては如何でしょうか!?


今朝は乳幼児の塩分に関する記事を転載してみようと思います。

~以下、8月5日読売新聞朝刊より抜粋~

子どもに塩分 量を注意

盛岡で1歳児中毒死

 盛岡市の女児(当時1歳)が食塩入りの飲み物を与えられ、塩化ナトリウム中毒で死亡したというニュースは、乳幼児を育てる保護者らに大きな不安を与えた。通常の食生活で中毒になる恐れはないが、離乳食は薄味にするなど、成長に合わせた摂取量を心掛けたい。

(竹之内知宣、矢子奈穂)

  ■ 腎臓が未発達

 岩手県警は7月11日、盛岡市内の認可外保育施設に預けられていた女児が、2015年8月に中毒死していたことなどを発表した。東京都内で1歳の男児を育てる母親(36)はニュースで知ってびっくりした。塩分を気にせず、煮物にめんつゆを使ったり、みそ汁を飲ませたりしていたので心配」と打ち明ける。

 塩分は欠くことのできない栄養素の一つだが、腎臓が発達途上の乳幼児に与える際には注意が必要だ。板橋区医師会病院(東京)の院長、泉裕之さんによると、体重10㌔前後の1歳児の場合、小さじ1杯程度(5~6㌘)の塩を一気に摂取すると、命に危険が生じる恐れがある。塩分5㌘はラーメン1杯分に相当する。

離乳食 調味料控えて/家族全体 薄味に

朝食を食べる1歳児
朝食を食べる1歳児。乳幼児の
食事では薄味を心掛けたい
 緑園こどもクリニック(横浜市)の院長、山中龍宏さんは「塩分を過剰に摂取するとおう吐やけいれんなどの症状が起きる。すぐに医療機関を受診すべきだ。しかし、通常の食生活でこうした症状になることは考えにくく、過度な心配は不要」と話す。

  ■ 摂取の目安は

 では、どの程度与えるのが良いのか。厚生労働省の食塩摂取基準では1日あたり、生後6~11か月は1.5㌘、1~2歳は男児が3㌘未満で、女児が3.5㌘未満。白梅学園大学准教授の林薫さん(小児栄養学)によると、母乳や離乳食に使うパンやうどんにも塩分は含まれており、離乳食では、食塩などの調味料は出来るだけ控えた方がいい。
1日あたりの食塩摂取量の基準&調味料小さじ1杯分に含まれる塩分

ハチミツ、食物アレルギーも配慮
 離乳食ではハチミツにも注意が必要だ。厚労省は「授乳・離乳の支援ガイド」で、乳児ボツリヌス症予防のため、満1歳までは使わないよう指導している。3月には、ハチミツを与えられた東京都内の生後6か月の男児が死亡した。
 卵や小麦、乳製品などによる食物アレルギーにも気を付けたい。アレルギーの心配の少ないものから始め、初めての食品は1さじずつ、乳児の様子を確認しながら与える。大妻女子大学短期大学部教授の下坂智恵さん(調理科学)は「初めての食品は、万が一、異常が起きても受診しやすい平日の午前中に与えるのが望ましい」と助言する。

 最近は、塩不使用のうどんやおかゆも登場している。コープデリ連合会(さいたま市)などが開発し、3月に発売した。担当者は「授乳児を持つ親らの要望で商品化した。想像以上の売れ行き」とする。

 生後12~18か月になると、家族の食事から取り分けて与えることも多くなる。林さんは「日本人は塩分を取り過ぎる傾向がある。家族全体の料理でも薄味を心掛けてほしい」と話す。例えば、みそ汁は野菜などの具をたくさん入れることで味噌の量を減らせる。煮干しや昆布でだしをしっかり取れば、少量のしょうゆでも味を調えることができる。揚げ物にはソースを使わず。ポン酢で代用してもいい。

 夏場の熱中症対策でも、注意が必要だ。厚生労働省母子保健課によると、乳幼児は体温が高く汗をかきやすいが、こまめに麦茶などで水分を補給すればいい。市販のスポーツ飲料は塩分や糖分を含み、与えすぎると腎臓に負担をかけることもあるという。

 同課の担当者は「離乳食の進み具合などは個人差が大きい。不安があれば、地域の保健センターに相談してほしい」としている。
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