ELLの足跡

人は最後は一人だという・・・でも、・・・今は妻が傍にいてくれる・・・

「打ち言葉」って意味わかりますかぁ~?!

2018-03-03 | 日々のパソコン
SNSなどにPCやスマホで打ち込む絵文字や若者が使用する略語などを云うのだそうです・・・

云われてみれば、打ち込むから「打ち言葉」・・・当たり前かぁ~(^-^;


文化審議国語分科会の報告書では「話し言葉の要素を多く含む新しい書き言葉」とのことで、

新しいコミュニケーションの形として位置づけたらしいのですが・・・

勿論、世代間において認知度に差がありますから、

意識して相手に配慮しながら使用することが大切だと指摘してるようです。


かつて営業で外回りをしていた頃の話なのですが・・・

私は基本的に業界用語はあまり使用しないように心がけていたのですが、

先方のデザイナーの方達と話す機会が多かったんですね。

その方達は、横文字を頻繁に使われることが多く、

どこか優位性を示そうとされる場合が多かったんです・・・


そうなると・・・カチンときた私も専門家としての意識がムラムラと湧いてきて

専門知識を駆使して、繊維の事から編み組織の事まで、お話をさせて頂くことがあったんです・・・

失礼ですけど、そのような方達に限って

上っ面の浅い部分しか知識を持たれていない方が多かったんですね。

結局、最後には横文字の羅列は無くなってしまいました(笑)


己が知ってるからといって、他人も知ってるわけではないし・・・

あからさまにひけらかす必要もないわけですよね・・・

もしも、話さなくてはならない場面では、難しい専門知識を如何に分かりやすく、

他の人に伝えるのかは専門家としての責務やないのかなと思います。


何時の時代においても、言葉すなわちコミュニケーション力やと思います。

狭い範囲の中での言葉を広い世界へと発信する場合には

必ず噛み砕いて誰にでも理解できるような言葉に変換することも必要じゃないのでしょうか。


今朝は、「打ち言葉」に関する文化審の報告書に関する記事を転載してみようと思います。

~以下、3月3日読売新聞朝刊より抜粋~

「打ち言葉」世代で差

顔文字や「おk」

 文化庁の文化審議会国語分科会は2日、言葉によるコミュニケーションで互いに理解を深めるための方法を示した報告書をまとめた。メールやソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)にパソコンなどで打ち込む「打ち言葉」を新たなコミュニケーションの形として位置づけ、世代間で使用や認知度の差が大きいことを意識してやり取りすべきだと指摘した。
文化審「意識し やり取りを」
 報告書では、若い世代を中心に身近になった「打ち言葉」について、やり取りが比較的短時間で話し言葉に近いものが多い点を挙げ、「話し言葉の要素を多く含む新しい書き言葉」とした。
 打ち言葉では、顔の表情などをデザインした絵文字や「おk」(OK)といった独特の表記も登場しており、「特有の表記は誰に対しても通じるものではないこと」を意識するよう促した。
 報告書は、コミュニケーションを巡る課題として、言葉の変化や自分とは異なる言葉遣いを認めないといった「寛容さに欠ける風潮」や、スマートフォンなどの普及で高齢層を中心に「知らない言葉に触れる機会」が増えたことなどを上げた。
 こうした状況でコミュニケーションに必要な4要素として「正確さ」や「分かりやすさ」、目的や相手に応じた「ふさわしさ」、互いに心地よい距離をとる「敬意と親しさ」を示し、伝える相手や場面に応じてバランスを考えることが重要だと指摘した。
 報告書はコミュニケーションの課題や解決法について35のQ&Aを例示。専門的な内容を知識のない一般の人に伝える場合、専門家には日常的な言葉に言い換えるよう促す一方、一般の人には新聞やテレビなどで新しい情報を得て知識を広げることを求めた。
 報告書は文化庁のホームページ(https://www.bunka.go.jp)で公表されている。

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