準備万端はない
この制約がなかったら
と残念がっている人がいます。
制約がない状態
というのはない
と覚えておいた方がいいですね。
サッカーは
手を使ってはいけないから
楽しい
というのは誰にでもわかる喩えです。
ビジネスにおいては
制約がある
ということは
その制約までは
してもオッケーということです。
制約とは
ここまでやってはいけない
そればかりクローズアップされがちですが、
逆を考えれば
ここまでなら
やってもいい
という意味でもあるのです。
その制約ギリギリまで
攻めているかどうかで
楽しめるかどうかが
変わってきます。
F１レースは
数センチの幅寄せまでするので
エキサイティングなのです。
長い文章を読むのが
苦手だという人がいます
難しく感じる
と言います。
文章が長い
ということが
この人の制約になっています。
ですが、
文章が長ければ長いほど
その文章が意図するところが
詳しくわかるようになります
内容を理解するための
ヒントが文章中にたくさん出現する
と考えることができます。
そう考えると
制約が多ければ多いほど
ヒントをたくさん得られる
ということになります。
ビジネスも同じです。
制約があればあるほど
ヒント満載ということになります
このことに気づかずに
物事を進めていくと
とても辛い思いをします。
制約は善なのです。
締め切りなども
制約です。
締め切りがないと
何かに取り組む人は
激減するでしょう。
締め切りがないと
張り合いも出ませんし
集中力も発揮しにくくなります。
趣味に打ち込めるのも
時間の制約があるからです。
定年退職したら
大好きな魚釣りを毎日しよう、と。
実際、サンデー毎日になったら
三日で魚釣りに飽きてしまって
「あ〜、仕事の合間にやるから楽しかったのだな」
というのはよくある話です。
制約は喜んでもいいのです。
制約があってできない
というのは
言い訳にもなりません
ヒントなのですから。
逆です
制約がある＝
ヒント満載なので
打ち手が思いつくのです。
サッカーゴールがなければ
どこにボールを蹴ったらいいのか
わからなくなります。
制約は答えにたどり着くための
道しるべでもあるのです。
制約を喜びましょう。
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