誰が会計をするのか? | 関西ではたらく社長のアメブロ☆Daiのブログ

弟子が出す

 

 

華僑本やコラムで

 

お会計の時、

 

割り勘ではなく

 

どちらかが出し、

 

それが循環していくのがいい

 

と書いています。

 

 

どちらかが出す

 

と聞くと

 

日本では年上の人や

 

上司の人が

 

出すのが大半というか

 

ほとんどそうなのではないでしょうか?

 

 

本国中国でも

 

華僑社会でも

 

下の人が出すのが一般的です。

 

 

下の立場の人は

 

苦しいのです(笑)

 

なので、

 

仲間を大事にするのです。

 

 

仲間を大事にして

 

親分や師匠との付き合いの

 

応援をしてもらうのです。

 

 

これは昔の話ではなく

 

今でもそうです。

 

 

中国に行って、

 

あちらの董事長と幹部

 

こちらの私と社員や日本サイドパートナー

 

で食事をしたとします。

 

あちらの董事長と私は

 

会食が終わったら

 

先に出て、

 

出たところで話し続けます。

 

 

会計はほったらかし

 

誰かが払うやろ

 

という感じです。

 

 

 

私の修行時代も

 

同じです。

 

ボスと食事に行っても、

 

中国からの来客があり

 

突然呼び出され

 

私は話の後半にしかいなかったとしても

 

会計は私がしていました。

 

 

日本人の常識を知っているボスは

 

いつも笑っていました

 

「しんどいか?」

 

「辛いか?」

 

「無理に来なくてもええのよ、ダイ君」

 

と。

 

 

これに耐えた者だけが

 

晴れてデビューさせてもらえるのです(笑)

 

 

ボス、親分になりたい

 

と誰もが思う仕組みになっているのです。

 

 

一方、

 

日本の会社で出世したらどうでしょうか?

 

全出しとは言わないまでも

 

上司の方が多くを出すのが

 

普通です。

 

冠婚葬祭への出席回数も増え、

 

手元に残るお金は

 

出世してもあまり変わらないのではないでしょうか?

 

出世欲がなくなるのも

 

あながち間違った感覚ではありません。

 

 

ではどうすれば

 

華僑流の

 

ボス、親分になれるのでしょうか?

 

 

智慧、人脈、経験です。

 

弟子、子分は

 

この3つを伝授してもらえるので

 

授業料を払うのです。

 

 

日本の「道」の世界でも同じです。

 

お花、お茶、武などなど

 

道がつくもの

 

華道、茶道、武道は

 

お師匠さんが

 

お会計をしません。

 

 

お師匠さんは

 

智慧、人脈、経験の技術を

 

伝承していくからです。

 

 

智慧、人脈、経験という歴史を背負うと

 

その維持に

 

時間がかかります。

 

 

時間はお金よりも貴重です。

 

 

ボス、親分のその貴重な時間を

 

一緒に過ごさせてもらうのですから

 

お金を出すのは

 

合点がいきますね。

 

 

それが腑に落ちると

 

お金を出したぐらいで

 

会ってもらえるかどうかは

 

決まらない、

 

というのがわかるようになります。

 

 

嫌われたら、

 

ジ・エンドです。

 

 

 

何にでも使っていただき

 

お金を出せていただき

 

はじめて

 

守破離の

 

守の前段階に進めるのです。

 

 

華道や茶道や武道をやったことがある人なら

 

納得いただけると思いますが、

 

師匠につくというのは

 

ある意味辛いことも多いですが、

 

そこには道があるので

 

進んでいけるのですね。

 

 

頑張れば、

 

一緒にその道の歴史を作ることができるのです。

 

自分も歴史の伝導者になれるのですね。

 

 

道があれば進んでいける。

 

どの道に進むのがいいのかは

 

またの機会に。

 

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