ベースって前面に出てくるギターと違って
ベースの音ってどれ?って聞かれるくらい地味なんですよね~
好きな人は好きなんですけどね
派手なベースソロなんかやればカッコいいということになるんですが
普通に曲を聴いてるだけだと分かんないですよね~
まっ名前の通りベースになる音ですからね
でも聴いてる人はその楽器の音の良さってどんだけ分かってますかね~
ギターだったら5万円でも50万円のギターでも分からないかもって思います
一定レベルのギターにエフェクターを掛ければみんなプロの音なんですよね
ところがベースは違います
効果音としてエフェクターを掛けることもありますが
基本的にボンボンという原音を出す楽器なんで
その楽器の本来の音がかなり重要な要素になってくるんですね
フェンダーはいつもアンプに直結して弾いてるんですが
これまでだったら何のエフェクター使ってるんですか?
って聞きたくなるかもって音がするんですね
(ベースのエフェクターの使い方ってそれくらいデリケートなんです)
ボディやネックの材質、振動の伝わり方、弦のテンション・・・とか
そんな要素のひとつにピックアップがあります
ピックアップというのは弦の音を拾うマイクですね
ジャズベースには真ん中(フロント)と端っこ(リア)の2つのピックアップが付いてます
普通だとリアだけで鳴らすとベンベンって音になっちゃうんで
補助的な役割しかしないものが多いんですが
こいつはリアだけでもベースの音が成立します
0-0から10-10までの組み合わせが有効に使えるってことですね
ピックアップの高さ(弦までの距離)もかなり違います
ベースって基本的に開放~9フレットあたりまでがいい音がするんで
(開放弦ってのは何も押さえないってことね)
高音域の音量とかに不満が出ることが多いんですよ
それを全く感じさせないセッティングになってるんですよね~
みなさんはカーステの左右バランスって弄ったことありますか?
大体そのままセンターですよね
実はその位置にはリスナーは居ないんですね
ちょっと自分のいる方向にバランスを変えてみると驚くほど臨場感が違います
それが最高にバランスの取れた音の位置なんですね
シンプルな楽器だからこそそんな根本的なとこが大事なんだと思います
でわでわ