http://ameblo.jp/ery-coco/entry-12227069100.html
昨日の記事でもったいを付けた話です。
火曜日の午後
デイから電話がきた。
トイレに行っても、
何をどうしてよいのか分からず立ったまま。
誘導と介助で排泄。
『私は何をしに(デイに)来ているの？』
『私は何のために来ているの？』
たどたどしく言ったと。
スタッフさんが、
かなり理解できなくなった母をなだめるため？
落ち着くため？
私と電話で話すため変わった。
母まーちゃん 「考えた…どうして…一緒に…いないの？」
私 「一緒に住んでいないのかってこと？」
母 「そう。」
私 「ひ○○さんと結婚してるんだよ。」
返事なし。
私 「忘れたかな？」
母 「わから…」
私 「今度会おうね。
(デイのスタッフ)タ○ちゃんに電話渡して」
言ったが返事なくそのまま受話器持ったまま。
一気にわからなくなったみたい。
ここ１週間、ボーとした感じ。
午睡後は毎日何処にいるのかわからなくなっている。
とのことである。
何時かは来るであろうこの記憶が飛んでしまったとき・・・。
時間や日によっての差があるであろうが
まさか、まさか、まさか・・・
娘がなぜ一緒に住んでいないのか？
という言動を
今の母まーちゃんから発せられるとは衝撃的な事実。
徐々に記憶が消えていくのは十分承知はしているつもりであったが・・・。
今まで何回かデイから電話が来て話をしたことはあった。
この火曜日の会話は私には大ショックな出来事でしたよ。
「考えた…どうして…一緒に…いないの？」
この言葉を耳にしたときは
流石の私も涙が溢れてきた・・・。
この話を夫にしたら
「今までがゆっくりくらいだよ。
もっと早くに記憶が無くなっても
不思議じゃあないんじゃないの。」
言われてみれば確かに。
次女が高校生の時学園祭に一緒に連れて行ったとき
既にアリセプトを飲んでいた。
それから十年は経過している。
でも夫くん、他人事的は台詞ね。
客観的に見ればそうだけどさ・・・。
ワンコ同居の長女に話してみた。
「まだ良かったじゃん。
あんた誰？
なんて言われなくってさ。」
オイオイやっぱり孫だね。
感情移入は無しかよ。
悲しいとか侘しいとか・・・。
お前はオヤジとは違って血がつながっているんだよ。
おそらく仕事が作業療法士ということで
毎日高齢者の入院患者さん相手にしているから
そう言えるのだろうな・・・。
母の事も母についての家族の感想にも・・・。
親と呼べるのは母まーちゃん一人。
やっぱり感情移入はしてしまうよ。
確かにナースとしての仕事の時は感情のスイッチはOFFだったな・・・。
夫の両親に対しても
感情はOFFでしたね。
客観的に接していたね。
仕方がないか・・・。
でも現実の話は
記憶は何処に旅しているのか・・・。
この電話については
ケアマネさんに電話報告しましたよ。
昨日ワンコの世話で出かけ際に目にした蝶々。
鉢の近くに蝶々が…。
羽が痛んでたよ。
花の上に移動させたけど…。
寒くてもう大変だろうな…。
せめて、コンクリートの上でなく花と一緒にね。
まだ作ったばかりの寄せ植えよ。
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