激うま、野菜スティック「食べるだけ」ダイエット | りぽりんの毎日コツコツ

りぽりんの毎日コツコツ

毎日コツコツとちょこっとハッピーな生活をめざしております。

懸賞応募・ゲーム・株主優待・ウォーキングなど

コツコツ・・・・・

普段「特に苦手な食べ物はありません。
日本の食事会だと同じ野菜スティックでも「食べやすい太さで」とか「サッと湯通しした旬のものを」とか細やか。でも、北米だとニンジンは「馬のオヤツ」な感じだし、白いカリフラワーもマッシュルームも、洗って切っただけ、つまり「生」で登場する。ディップも3種類ぐらい用意してあるが「あれ?全部同じ味?」だったりするので、飽きちゃうのだ。

とはいえ、コリコリとかじることで満腹中枢が刺激されて、空腹をがまんせずにダイエットできるというから、試す価値はありそうだ。

一番人気は「カニ缶&クリームチーズ」らしい。でも、待って! カニ缶ってスーパーで売ってるの? わが家における「カニ缶」とは、贈答品でいただき、1人で留守番なんてときに「丸ごと1缶食べちゃったもんね~」的な存在だ。自分で買ったことがないので、相場感もよくわからない。1缶5000円とかするなら、スーパーが棚に並べておかないと思う。加えてこのレシピにはスイートチリソースとナンプラーも必要だ。紫キャベツすら買えなかった「オラが里のスーパー」にそんなエスニックなものはあるだろうか。とにかくスーパーへGO!

最近は生春巻きとかも自宅で作る人が多いからなんだろう。ナンプラーとスイートチリソースは「中華材料」の棚ですぐにみつかった。で、案の定カニ缶がない。「ありますよ」というスタッフさんに案内してもらったら、貝柱缶とツナ缶の間にぽっちりと埋もれていた。いややや、ツナ缶よりも若干小さいんですけど、これ本当にカニでしょうね? 1缶218円(税抜)って、むっちゃ安いんですけど、本当に本当にカニでしょうね? いったいこのチビ缶を何個買えばいいのかと思って内容量を見たら、「カニ肉正味40g前後」と、ほぼレシピと同量。監修の本多京子先生、サスガでござる。

と、ここから先はレシピともいえない準備。キュウリ、ダイコン、ニンジン、パプリカ、セロリと「スティック」になる野菜をテキトーな細さ×長さに切るだけ。野菜売り場で見て「これ、絶対ウマいに違いない!」と、リストにないのに衝動買いしてきたオクラもサッと湯通ししておいた。

 

生野菜嫌いも思わずつまみ食いしたくなる

●カニ缶&クリームチーズ

 カニ缶の水をしっかり切り、ほぼ同量のクリームチーズ、タマネギのみじん切りをよく混ぜ、スイートチリソースとナンプラー(醤油でもいいらしい)で味を調える。

 さすがに「一番人気」は、用意したどの野菜とも相性がいい。カニがなければカニカマでもいいという。実は「いっそカニカマの方がそれっぽい色になるんじゃないのかな?」と思ったのだが、案外「カニ、しっかり入ってます!」な色に仕上がった。

●明太&豆腐

 これは売り場で「え? 絹じゃなくてもめん?」と思ったのだが、レシピでは水切りした後茶こしで裏ごしをすることになっている(←サボった)。というわけで、誌面の写真のトロリ感はなく、モテッとした感じだが、これがなかなかいいのである(自画自賛)。

 まず、裏ごしした豆腐と皮を除いた明太子を合わせ、タマネギのみじん切り、オリーブオイル、レモン汁、はちみつを入れて混ぜ、塩・こしょうで味を調える。明太子は商品によって、辛さや塩の強さが違うので「少ないかな」というぐらいの量で始めるのが正解。

 で、私のモテッとしたディップは少し薄味に仕上げて、太めに切ったパプリカやセロリの根に近いところをレンゲのように使ってガッツリすくって食べた。この感じだと、レタスなんかで巻いて食べてもいいと思う。

●梅味噌&納豆

 今のところコレがわが家の一番人気。ひきわり納豆に小口切の青ネギ、味噌、砂糖、梅干しペースト、ゴマ油を入れてよく混ぜる。これはもう発酵食品+発酵食品のコクで「ウマい」が口中に広がる。無難なのは和食で使うキュウリやダイコンなのだが、意外と合うのがセロリ。クセの強いもの同士だからなのか、「なにかすごくインパクトのあるもの食べたぞ~」という気分になって満足感大。これからの季節、庭やプランターに青シソを植えてある人は、青ネギよりも「産直」のシソ風味がいいかもしれない。

 で、このディップと野菜スティックを冷蔵庫の目立つところに置いておくと、冷蔵庫のドアを開けながら1本つまみ食い。「あ、なんかおいしい。もう1本……」な具合で、結局「私、冷蔵庫から何を出しに来たんだっけ?」なことになっている。猛暑予想の今年の夏。火を使わず、野菜は切るだけ、ディップは混ぜるだけ、あとは食べるだけの野菜スティックは救世主になるかもしれない。