今日はバセドウ病のことを書きたいと思います!


バセドウ病とは

甲状腺から放出される甲状腺ホルモンが過剰分泌されておきる自己免疫疾患で、
甲状腺肥大、頻脈、眼球突出等の3症状が特徴(該当しないケースも有り)。
その他、疲労感、多汗、体重減少、無月経、イライラ、集中力低下等の症状が出る場合がある。

発症にはストレス・疲労が関与し、遺伝的要因が大きいと言われながらも、はっきりした原因は不明とされている。
女性の罹患率が高く、20代から30代が約半数を占め、40代50代に患うケースでは、症状から更年期障害と間違われることがある。
主な治療法;ホルモンの分泌を減少させる抗甲状腺剤の服用、甲状腺の細胞数を減少させる放射線ヨード剤の服用、或いは甲状腺摘出手術。                    (Wikipedia等参考に抜粋)



私は歯医者なので、バセドウ病の詳しいことは分かりませんが、
日々の臨床で気づいた点をここでシェアすることで、
必要な人に、
一つの情報として、届いたらいいなと思っています。



普段の歯科臨床で気づくこと、それは。。。


バセドウ病になっている方の多くが、
顎をバックさせるような
喉元を圧迫するような咬み合わであるケースが、
非常に多いということです。


咬み合わせの影響で、いつも首のあたりに圧迫が生じれば、
物理的自然に反した影響を受けているため
バセドウ病等の喉周辺の病気を罹るリスクが上がっても、
何ら不思議なことではないと思います。


その他、
首が凝る
咳が止まらない
喉元に福毛の生えている方も
喉元に負担のかかっている場合が多いように感じています。


歯は、普段私達が唯一、見る事の出来る‘骨格’のようなものかなと思います。
それでいて、歯は骨以上に硬いエナメル質で表面が覆われています。
その理由は、恐らく、顎関節を支点にして、
ものすごい負担のかかる部分だからではないかと思います。

それに耐え得る良い塩梅として、歯の形と、固さ、並びになっていると考えられます。硬すぎても駄目、見た目が綺麗なだけでも駄目、歯は個々動けることに意味があるということです。

自然の歯であれば、動いてすり減ってバランスをとるので、
その歪が身体に出るケースは少ないかもしれまんせん。
反対に、歯のかみ合わせが不調和になることで
(形、固さ、並びが自然と調和しなくなることで)、
体に影響が出る場合があると感じています。


バセドウ病などの甲状腺の病気を患われている方で、
ブリッジ、金属、セラミック、矯正等の治療経験(金属交換も含む)の多い方、
前歯を差し歯にして当たりを強く感じられている方、
片顎の親知らずを抜いた影響で反対の親知らずが伸びてしまった方等、

病気発症の原因の一つとして、
かみ合わせを疑ってみるのも良いかもしれません。








poi
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