世捨猫のマンドク生活

~ Cat's my Life ~ 未だ見ぬ何かをもとめて・・・

三笠公園 戦艦みかさ FILE:7

2015-03-05 07:00:00 | 史跡・観光・他
記念艦三笠の上甲板から階段を下り、中甲板へと降りる。

今回下るのに利用したのは船首側、艦橋の下に位置する階段だ。
戦艦三笠 中甲板前部へ続く階段 戦艦三笠 講堂前のスペース 戦艦三笠の講堂入口
階段を下って中甲板前部に到着。先ほど自分が居た前甲板の真下には講堂がある。
けっこう広めのシアターのようだが、イベントが行われる時以外は立入禁止のようだ。
この船首に最も近い講堂の前より、船尾の方へと戻りつつ中甲板を見学していく。

まずは右舷・左舷の部屋から見ていこう。これらの部屋は砲室になっており
先ほど外から見ていた40口径6インチ副砲を、これらの部屋から撃っていた。
戦艦三笠 40口径6インチ副砲砲室 戦艦三笠要目
右舷の砲室は現在、企画展示室として利用されている。最初の部屋には
戦艦三笠詳細図なるものがあり、この図から当時の船内の様子がわかる。

他にも企画展示室には、海上自衛隊の装備といった資料が展示されていた。
海上自衛隊の船舶資料 海上自衛隊の船舶と航空機の模型
海上自衛隊の空母やイージス艦の解説、更にそれらの模型まで置かれている。
とりあえず企画展示室は程々にしておいて、次は左舷の部屋へ行ってみよう。

左舷の砲室は船首側から順番に、砲員の動き日露戦争日本の海軍
近代日本の建設と日清戦争といったテーマに沿った展示がなされている。
そんな中でも特に目を引いたのが、砲撃の様子を人形で再現したこの部屋。
戦艦三笠の砲員の動き 戦艦三笠の砲員人形 戦艦三笠の揚弾薬筒
説明板を読むと当時は1砲塔につき8人がかりで運用していたようだが、ここにある人形は
半数の4体のみ。ヒゲずらの黒服が砲員長で、そこから右に照準から発射までを行う射手、
尾栓の開閉を行う1番砲手、弾丸の装填を行う2番砲手となっている。またこれらの様子は
アナウンスボタンを押すと音声でも再現してくれる。こんな調子で中甲板巡りは続きます。

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