西京極 紫の館

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ジュピター  監督/ラナ&アンディ・ウォシャウスキー

2015年04月18日 22時22分09秒 | 西京極シネマ
【出演】
 チャニング・テイタム
 ミラ・クニス
 ショーン・ビーン

【ストーリー】
遺伝子操作された元兵士のケインは、ある女性を守るという任務のために宇宙から地球に派遣される。シカゴで清掃員として働くジュピターは、殺伐とした大都会での暮らしに嫌気が差していた。だが、実は彼女こそが、地球のみならず宇宙を変化させる可能性のある遺伝子を備えた唯一の人物だった。

【西京極の評価】
「マトリックス」から16年…っていうキャッチコピー。一世を風靡したあの作品を手掛けたウォシャウスキー兄弟もとい姉弟が、“我々の気づかない世界で人類存亡を賭けた戦いが繰り広げられる”という同じ様な設定で、同じ様な展開で、同じ様なオチのつけ方の映画を撮った。よく言えばブレていない、悪く言えば変わり映えしない内容。面白くない訳ではないが、新しさを感じないんだよねぇ…観終わっても何にも記憶に残らないし…。主人公ケインは狼とヒトの遺伝子融合で生れた戦士って言うんだから、狼に変身して大暴れ…を期待したがそんなコトもなく。お姫様は最初も最後もトイレ掃除って…それじゃ今回の冒険が何だったのって監督姉弟に訊きたくなる。日本での公開半年待たされてコレはない。

【総合評価】 ☆☆☆★★(満点は☆5つ)
 ストーリー ☆☆★★★
 演出/演技 ☆☆☆★★
 映像/特撮 ☆☆☆☆★
 音楽/音響 ☆☆☆★★

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2 コメント

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西京極 紫 さん へ (iina)
2015-04-23 09:27:19
>同じ様な設定で、同じ様な展開で、同じ様なオチのつけ方の映画を撮った。よく言えばブレていない、悪く言えば変わり映えしない内容。
でも、映像は美しかったですよ。
兄弟同士のバトルは、ちっちゃな争い事ですが、ありがちな設定でもあり・・・  な印象でしたか。

iinaさんへ (西京極 紫)
2015-04-24 00:03:34
いつもコメントありがとうございます。

>でも、映像は美しかったですよ。

はい、僕もその点は同意です。
とても美しい映像でした…が、やはりそれだけでは記憶に残らない。
美しいけれど、どこかで観た事のある様な景色。
「ブレードランナー」の街だったり、
「ロード・オブ・ザ・リング」の中つ国だったり、
観た事もない世界を見せてもらいたかった…です。
その点では「マトリックス」は素晴らしい出来栄えだったのですがねぇ。

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