西京極 紫の館

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トレンディ大河☆直虎

2017年12月17日 21時15分00秒 | 日々の雑感
NHK大河ドラマおんな城主 直虎最終回視聴。
最終回は直虎早々と死んじゃってオマケみたいな内容でしたね。
先週でお話としてはほぼ終了でした。

日本史的にはモブキャラである井伊次郎法師直虎を主役にしたので
ヘタをすると嘘っぽくなったり、盛り上がらずに終わる危険性もあった。
そこは脚本家の森下佳子が大胆な工夫を凝らして乗り切ろうという狙いが見えました。
それが大河ドラマ初の試みの前半トレンディドラマ、後半ドタバタコメディという二部構成。
最初どうなることかと思ったけど、最後はかなり楽しめた

まずは前半。
柴咲コウを奪い合う高橋一生三浦春馬の三角関係トレンディドラマ。
イケメンお坊ちゃまVS嫌われ者秀才。
女の子はどうしてもイケメンになびいちゃう訳だけど
観てる方は健気に女の子を想い続ける秀才に共感するよね。
秀才小野但馬役の高橋一生の人気が出たのは必然だよな~。

前半クライマックスは大河史上に残る壮絶な高橋一生の磔刑シーン。
それも主人公直虎がとどめを刺すってのが凄かった。


後半、虎松元服後はトーンは一気にコメディタッチに。
柴咲コウはサブキャラ化してほぼ主役は虎松改め井伊直政菅田将暉
徳川家康に仕官してからは新入社員の奮戦記みたいな展開に。
菅田将暉のヘン顔と怒鳴り声ばかりを見せられてちょっと辟易。

それでも最後まで観られたのは阿部サダヲのおかげかな。
恐らく大河史上最も頼りない家康を好演。

最初はまったく喋らない今川義元春風亭昇太にイジメられ…

結婚したら嫁の菜々緒築山殿にケツを叩かれ…

出世したら出世したらで六天魔王市川海老蔵信長にイジメられと、とにかくイジメられっ放し。
イジメ役の人たちの演技が良かったからイジメられ役も映えたのだよね。
このドラマの本当の主役は阿部サダヲだったんじゃないかと思ったほど。

とにかく適材適所と意外だがハマる配役、
キャスティングの妙が冴えた作品でした。

あと、各話のサブタイトルが有名な映画やドラマ、小説のパロディだったのも笑えた。
「信長、浜松来たいってよ」ってwwww

来年は鈴木亮平主演の『西郷どん』。
この年から大河ドラマの話数が減るらしいけど、話の数とドラマの面白さは関係ない。
どんな西郷さんになるのか?坂本龍馬は誰が演るのか楽しみにしてます。


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2 コメント

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龍雲丸が出てから (関Taka)
2017-12-18 06:03:46
ドラマは前半は面白かったものの、龍雲丸と言う歴史上存在しない人物が出てきてから見るのをやめました。
途中は創作ドラマになってしまったのが残念
最後は菅田将暉が井伊直政になるまでの奮闘記になっていましたね(^_^;)
関Takaさんへ (西京極 紫)
2017-12-18 23:03:48
コメントありがとうございます。

>ドラマは前半は面白かったものの、龍雲丸と言う歴史上存在しない人物が出てきてから見るのをやめました。

史実に忠実であるかどうかが大河の面白さだとは僕は考えません。
そもそも直虎が女性だという事からしてかなり怪しい訳で…

小野但馬の磔刑を境に前半と後半でドラマのテーマを変えたという所が今作のアイデアだったと思いますよ。

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