西京極 紫の館

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バトル・オブ・ザ・セクシーズ  監督/ヴァレリー・ファリス&ジョナサン・デイトン

2018年07月13日 21時39分40秒 | 西京極シネマ
【出演】
 エマ・ストーン
 スティーヴ・カレル
 ビル・プルマン
 
【ストーリー】
女子テニスプレーヤーのビリー・ジーン・キングは、女子選手の優勝賞金が男子選手の8分の1であることなど男性優位主義に不満を募らせていた。男女平等を求めるために仲間とテニス協会を脱退した彼女は、女子選手の地位向上を掲げた女子テニス協会を立ち上げる。そんなビリーに元男子チャンピオンのボビー・リッグスが男性優位主義代表として対決を申し込むが、それには妻に逃げられた彼にとっての人生逆転の意味合いもあった。

【西京極の評価】
名作女子スポ根マンガ『エースをねらえ!』で宗方コーチが岡ひろみにやらせようとしていたパワーテニスの理想形が本作のヒロインであるビリー・ジーン・キング夫人。「男子にも負けないテニス」を実践した彼女が実際に(シニアとはいえ)男子プレーヤーと対戦して、勝っていたとは知りませんでした。主演のエマ・ストーンが『ラ・ラ・ランド』とは全然違う役作りに挑んだ点は評価しますが、その勝利を支えたのが、夫や、同性愛の彼女、同僚の女子テニスプレーヤーなど多くの人の愛であり、ボビーの敗因がその支えがなかった事…という結論はややデキ過ぎ感あり。あと実際そうだったので仕方ないでしょうが、試合が意外にも一方的で盛り上がりに欠けたのも残念。

【総合評価】 ☆☆☆★★(満点は☆5つ)
 ストーリー ☆☆★★★
 演出/演技 ☆☆☆☆★
 映像    ☆☆☆★★
 音楽/音響 ☆☆☆★★

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