ゴルフィーライフ(New) ~ 龍と共にあれ

目指すはスクラップ・ブックか、はたまたビジョン・ボードか。
隠れ家CLUBゴルフィーにようこそ♪

お正月なのにイエスタデイ ~ 祝 2017 ポール来日

2017年01月02日 | 日記

2016年大晦日の紅白にポールがビデオ出演して2017年に来日予定だとのサプライズ・メッセージ

サイトでは年末カウントダウン、そして2017年新年幕開けと共に、日本公演が正式に発表されました。

(ツアー名は、Out There から One on One に変わっています。)

 

号外も出たようですが、朝日新聞には全面広告も。

GWまでにイエスタディの弾き歌いをなんとかしましょう。

お正月に イエスタディ(昨日)というのも似つかわしくないような気もしますが、
いろんなアレンジがあって、意外にも愉快な曲でもあります。

Yesterday - McCartney Rehearsal


イエスタディという歌詞が出来上がるまでは、スクランブル・エッグというタイトルがついてて、
" Scrambled Eggs, Oh my Baby how I love your legs " って歌詞だった。
おまえの脚が大好きだ、おまえの太腿を愛してる、って歌詞。(こっちで歌うかな。)

"Scrambled Eggs" - Paul McCartney [audio with lyrics] [subtitulos en español]

 

しかし、イエスタディの弾き歌いは意外に難しい。

ちゃんと歌乗せができないまま、かれこれ一年が経ちますが、
YouTubeで、ビートルズのオリジナルの雰囲気やテンポに近いピアノ伴奏を見つけて、練習を再開。

( ⇒ Como tocar "Yesterday"(The Beatles) - Parte 1/2 - Piano tutorial y partitura)

 

イエスタディ 練習中(2017年1月)


伴奏のコード音の中に歌メロの音を含んでいない、いわゆる「倚音(いおん)」が使われているせいか、やはり歌を伴奏に乗せにくい。
Aメロだけでも、冒頭部分に始まって、3箇所も倚音になってるコードがある。
Bメロ(サビ)も、” Why She had to go ” のメロディはA(ラ)の音だが、
冒頭の” Why  ”のコード音(Em7だから、G,B,D/E)の中には、A(ラ)の音はない。
コード外の音で始まって、続く2番目の音でコード内の音になって解決する。

倚音には、メロディとコードの動きにずれを生じさせ、曲調が明解すぎて単純になるのを防ぐ効果があって、
この音の変化が、複雑なサウンドと、ため息をつくような割り切れない思いを表出する。
コード音にメロディを含めるのではなく、コードとメロディ、ベースの要素が合わさって曲全体のコード感=サウンドを作るのはビートルズの楽曲によくみられる特徴らしく、
単音しか出ない弦楽器や管楽器のアンサンブル全体で一つの和音になる、というクラシックと、サウンドの構築の仕方自体が似ているのだという。
弦楽器の使用や、バッハのような進行、印象派風の和音といった表面的なクラシカルだけではないのだ。

( ↓ ) 倚音の使われ方や、ギターのバッキングの音の使い方は、イエスタディの大きな特徴なのだった。

( ↓ ) Fメジャーで始まるが、2小節目からすぐに転調が始まる。(2小節目のメロディはDマイナーの旋律的短音階上行形のみでできている。)
全体の調であるFメジャーとその平行短調であるDマイナーの間を行き来しながら、長調と短調のどちらの調にも安定せず常に転調する。
Aメロの最後では、ブルーノートのB♭も現れて" Yesterday " と歌うフレーズに深い陰影を与える。
(ブルーノートでは、長音階の3,5,7度の音(Cメジャーなら、E,G,B)を♭させる。)

 


なるほど、ガイド・ヴォーカル無しにイエスタディを歌うのは難しいわけだ。
カラオケのようにバックのメロディに合わせて歌えば乗れるわけではなく、歌自体にバックの音とアンサンブルする力が必要なのです。
だから、ポールの歌にかぶせて歌うとそう難しくもない、ということが起こる。
以前、思うようにいかないゴルファーの憂鬱を和訳に乗せて歌ってみたのがこれ。
我ながら名訳だと思うのだが、Youtubeのアノテーション機能を使って和訳をつけているから、スマホやタブレットでは肝心の名訳が表示されない。
これでは、ただのアホだ。
(⇒ Yesterday 憂鬱のマスカラス・バージョン)

一年ほど前に、インターネット配信のピアノ・レッスンの先生が時々開講する実地レッスンに行って、
比較的簡単なコード使いを教えていただいたのですが、
伴奏のテンポがオリジナルと異なってゆっくりだったので、オリジナルのニュアンスが歌に出しにくかった。
伴奏撮りにはチャレンジしてみましたが、歌は上手く乗せられぬまま。

~でも今回あらためて見返してみると、こちらの伴奏アレンジも歌いやすいかもしれません。(汗)

(コードのボイシングとハーモニーについて)

([ピアノ弾きおじさんへの道] Yesterdayのレッスンで感じたこと)

(イエスタディの捧げもの)

~この時のレッスンをヒントにレッスンビデオを作ったとの連絡を頂けて嬉しかった。光栄であります。
(⇒ 簡単!「ビートルズのイエスタデイ1」ピアノ弾き語ろう超入門講座~THE BEATLES*Yesterday )


ポールが真似ることも多い、エルヴィスの歌声をイメージしたら歌いやすくなることに、今になって気がつきました。
(同じく 今練習中のレディ マドンナでは、ポールはエルヴィスばりのバリトン風の声で歌っている。)
目いっぱいの高さのキーで歌うより、余裕があったほうが、伴奏とアンサンブルするアタックの強さが生まれるのではなかろうか。

Elvis Presley-Yesterday(Elvis sings The Beatles hit) with lyrics

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 前の記事へ | トップ | 次の記事へ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿