一昨日、ダムの女王とでもいうべき美しい白水ダムに感動したあと、ダムから車で10分くらいのところにある円形分水を見に行きました。
円形分水の正式名称は、音無井路十二号分水。中央から湧き出した水が、外側の円筒に空いた分水口から3つの分水枡に注がれ、それぞれの水路に流れていくシステムです。
この地域は、2kmほど上流の川から引いた水の分配で、3つの井路間での争いが絶えなかったそうです。
それが、昭和9年、この円形分水ができてからは平等に水が分配されるようになり、争いがなくなったそうです。
水は稲作の命。その水の分配をめぐるトラブルを解消したのが円形分水。当時、誰が考えて造ったか知りませんが、すばらしい知恵ですね。
白水ダムに円形分水、竹田市荻町には、素晴らしい農業文化遺産が残ってます。感動しました。
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