はなびらの旅 はらりと落ちてきた 桃色の花びらが ひとたび肩にのり また風にあおられて 旅をつづける ぼんやりと みつめる旅の行方には いつか終わりがあるけれど 逡巡する想いには おわりがなく どうどうとめぐる この気持ちには いつか終わりがくるのだろうか