５月１日、今月は爽やかな空と共にスタートです。

今月もどうぞよろしくお願い申し上げます。

私どもは今朝も変わらず、

【お朔日参り】

をさせて頂きました。

＊お朔日参りについては、
　⇒こちらを！

お参り終了後は、あるお客様の所へ。

【古い神棚や、お札、お地蔵様や、仏様が
　たくさんありどうして良いか分からないので
　相談に乗ってほしい】

というご依頼でした。

その広いお宅は昭和初期に建てられ、
今は奥様がお１人で住まわれております。

聞けば、先代の方が神仏に熱心な方であったが、
代替わりしてからは、お仏壇には月命日に、
お経をあげ、ほとんど神棚は放置状態との事。

拝見させて頂くと、

お庭にある土地神様の祠は、比較的新しいものの
何かの虫が巣食っている状態・・・

おそらく数十年前のものと思しき、立派な三社作りの
神棚が何故か二つあり、お仏壇よりかなり下の位置に
置かれている・・・

その中には、数年前のお札が・・・

何よりも、埃が凄く、中にはゴキブリのフンが・・・



画像の様な、大黒様も多数・・・

お稲荷様と思しき像は、ケースが割れていたり・・・

その年の恵方に張ると良いと言われたお札が、
ずっと貼ってあったり・・・

それらが、神棚、仏壇に対し向かい合わせに貼ってあったり・・・

とにかく丁寧さの無い、何でもアリ状態になっています。

聞けば、ご家族の方で永く病気をされている方が
おられたり、様々な問題があったとの事。

見えない世界の事ですので、この神仏の状態とこの家の
諸問題の因果関係がある、と断定する事は出来ません。

しかし病気や、大きな問題等を抱えたご家庭を訪問させて
頂くと、私のこれまでの経験上、神棚、仏壇など神仏の状態が
同じような状態になっていたことが何件もございました。

そして、それらを丁寧にお返ししたり、正しい形でおまつり
することにより、諸問題が解決方向に向かった事がある事も
事実です。

ただ、それらを整理する際には、何万、何十万という費用を
請求されたり、この神棚や、お位牌はこうでなければならない
と指定される業者も存在しますので注意が必要です。

とにかく神仏をまつるにあたって、必要な心構えは、

【シンプルである事。過ぎない事。】

お札は基本、紙や木でできておりますので、毎年お焚き上げ
の際などで納める事が可能です。

しかし、大黒様などの像はそうはいきません。

ご先祖さまから受け継いだ土地、家を守り続けるという概念が、
益々物理的にも不可能になっていきます。

そして、それらを手放さざるを得ない状況になった時に、
最も困る事が、神様、仏様の扱いであったりします。

大切にする対象は、決して物のみではなく、心です。

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本日もお読みいただき、ありがとうございました。

今日も、明日も、心に笑顔が灯ります様に！

今日も、明日も全ての存在に素晴らしき光と温もりが届きます様に！

明日は今日よりももっと大切なものが見つけられます様に！

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