2013年3月23日


今朝、成田に着いた。


ついに日本に帰ってきた。


怒涛のごとく過ぎていったこの1週間。



JICAでの帰国報告会


送別会


大使館表敬訪問


▽表敬訪問前にドミトリーにて

カンボジアに導かれ~青年海外協力隊員プログラムオフィサーMiwa~-1


もう一度クラチェのロックルーたちと会うことができたEducation Congress


▽Education Congressの様子

カンボジアに導かれ~青年海外協力隊員プログラムオフィサーMiwa~-3


それらの行事を終え、無事2年間の業務が終了した。



日本に帰ってきた感想は・・・


日本はすごいよ。


さすがだよ。


道路も町も綺麗。


成田エクスプレスから眺めた町並みは整然としていた。


何もかもがきちんとオーガナイズされている。


誰もが信号や交通ルールを守っている。


東京では人は左側通行を守っている。


だからどんなに人が多くてもつかっえることなくスムーズに歩ける。


東京駅も


スカイツリーも


桜並木も


全部綺麗。



それなのに・・・


思い出すのは雑然としたカンボジアのことばかり。



一方通行の道路で平然と逆走するバイクや


のんびりと道路を横切る牛の群れや


いつ吹き飛ぶか分からない藁葺き屋根の家や


ハエを追い払いながらご飯を食べた食堂や


Door to doorで私をどこにでも運んでくれるトゥクトゥクや


鼻歌を歌いながら通ったメコン川沿いの通りや


可愛い生徒たちのいる夢の島コットロンや


私が通りかかると注文する前にコーラを出してくれるカップケーキ屋のおばちゃんや


ニンジンは嫌いって言っているのにニンジンを勧めてくるプサーのおばちゃんや


モテ男ぶりを自慢してくるレストランのお兄さんや


バイサイチュルークにタックシウ(しょうゆ)とタックトライ(魚しょう)をかけまくってすっかりクマエになったことや


ノンパンパテー屋さんなのに、私がパテーを抜かして注文することを覚えてくれているノンパン屋さんの夫婦や


最後まで私の名前を覚えてくれなかったタッククロロック屋のおばちゃんや


大切な職場の仲間


お世話になった教育局のロックルーやニャックルーたちや


大切なJOCVの仲間


クラチェのりょうちゃんとわかなちゃん


みほSVも含め家族のように過ごした日々


まるで三姉妹のようだった最後の数ヶ月間


楽しければ楽しいほど時間があっという間に過ぎていった




私は本当に、カンボジアとカンボジア人が


そして、JOCVの仲間が大好きだよー!!!



こんなに苦しくて切ない気持ちにさせてくれるカンボジアっていったい何なんだろう。


カンボジアの持っている魅力はまだまだ語りつくせない。


書きながら涙が止まらない。


▽同僚モニーの家族とご飯(プノンペンにて)

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▽空港に見送りに来てくれたりょうちゃんとわかなちゃん

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りょうちゃん、わかなちゃん


最後に空港で素敵な替え歌で送ってくれて本当にありがとう!


今日、都内のカフェで歌詞を読み返しながらまたジンときてしまったよ。


本当に本当にありがとう!!



▽東京駅に到着
カンボジアに導かれ~青年海外協力隊員プログラムオフィサーMiwa~-2


どういう形になるかまだ分からないけれど


これからもカンボジアの人々と関わっていきたい


せっかくこの2年間で築いた縁を大事にしていきたい


クニョム スロラーニュ カンプチア


クニョム スロラーニュ JOCV



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2013年3月12日


今日の午後、ついにクラチェ州教育局での勤務が終わります。


この町で出会って、お世話になった皆様本当にありがとうございました。


▽昨夜バンチャエウやさんでの送別会より
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クラチェのみんなにカンパーイ!


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2013年3月11日


今日であの震災からちょうど2年。


震災直後、本当にこのままカンボジアに行っていいものだろうか考えた。


でも、結局「あなたにしか出来ない事をしてきたらいい!」という周囲の人たちの言葉に後押しされカンボジアにやってきた。


そしてついに、2年間のクラチェでの活動は明日で終わりを向かえる。


本当に、本当に名残惜しくて・・・


職場のロックルー、ニャックルーたち、一人ひとりとの思い出を振り返ると涙が出そうになるから・・・


もう何も、あまり考えないようにしている。


だけど、今朝、隣の席のマーキアが言った。


「日本に帰って欲しくない。ずっとMiwaと一緒に働きたい。」


そんな事を言われると、どうしようもない。


「ずっと楽しく冗談を言い合いながら仕事が出来たらいいのに。」


そうだね。


私もそう思うよ!


「また遊びにくるよ!」


という私に、


「もしクラチェに遊びに来ても、もう今みたいに一緒に働く事はないんでしょ?一緒に机を並べて働く事が楽しかったよ。」


とマーキア。


赴任当初を思い出す。


私はマーキアの話すクメール語が全然!聞き取れなくてニジェイレーン(冗談)を言い合うことが出来ないのが寂しかった。


それから帰国までにニジェイレーンを言い合えることを目標にした。


今でも分からない単語はたくさんあるけれど、目標だったニジェイレーンは言い合えるようになった。



別の副課長が私に聞いた。


「クラチェを離れるのは辛い?」


この質問に本心で、みんなに向かって答えた。


「辛いよ。みんなと一緒にクラチェで働けて、本当に楽しかった。クラチェで良かった!」


やばい、言いながら泣きそうだった。


こういう感謝のセリフは言いたい。


伝えなければならないし、伝えたい。


でもみんなの前では絶対に泣きたくない。


笑顔でお別れがしたい、笑顔で感謝の気持ちを伝えたい。


それなのに、言葉にしようとすると感情が表に出てしまう。


泣かずに伝える事は、本当に大変だ。



勤務も残すところ明日一日のみ。


今日は、同じ課のみんなに感謝の気持ちを込めて夕飯を一緒に食べに行くことを提案した。


バンチャエウ屋さんで課のみんな、副局長、人事課の仲の良かったボンナートを招待した。


集まってくれたのは総勢15人。


今日はみんなへの感謝の気持ちを形にする会だから、私が会計を持つつもりでいた。


それなのに・・・


課長と、2人の副課長の3人が会計を済ませてくれた。


いくら「私が払う」と言っても聞かない人たち。


なんでこんなにいい人たちなの?


クラチェの教育局でボランティアとして2年間過ごせて、本当に幸せだった。


*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆


この1週間で色々な場所でお別れをした。



▽3月8日国際女性の日

局長の自宅でバンチャエウパーティ
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▽はじめてバンチャエウ作りに挑戦した

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▽先日日本企業さんと一緒に視察に行った小学校の副校長も一緒にバンチャエウ作りの準備をした!
カンボジアに導かれ~青年海外協力隊員プログラムオフィサーMiwa~-3


*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆


▽3月9日コットロンの英語教室の生徒さん達と一緒に

最後の記念にメコン川に泳ぎに行った!

カンボジアに導かれ~青年海外協力隊員プログラムオフィサーMiwa~-1


▽3月10日コットロンの英語教室最終日

可愛い生徒さん達と一緒に記念撮影!

カンボジアに導かれ~青年海外協力隊員プログラムオフィサーMiwa~-2



楽しい思い出に包まれた幸せな2年間だった。


出会った人たちみんなが大好きだ。


明後日13日にプノンペンに行くけれど、日本へのフライトは22日。


プノンペンでは会議などの予定が色々と詰まっている。


残りの日々を気を引き締めて最後まで何事もないように、日本で待っている家族の元へ帰りたい。

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2013年3月6日


ちょうど1週間後、私はついにクラチェを去る・・・


ついに来たー!!


い・や・だー!!


こんなに楽しい職場を去らなければならない切なさ。


仕事も新たなプロジェクトが次々始まっている。


KESWGの会議も3月末に予定されている。


議長のKAPE代表から


「Miwaも参加してね。」


と、当たり前のように声をかけられ・・・


「その日はもう日本にいるよ。」


と答えるのが辛い。


私がもう日本に帰ることを伝えると


「で?いつカンボジアに戻ってくるの?」


と必ず誰もに聞かれる。


それは・・・


わからないー!!!



こんなにカンボジアを、クラチェを離れるのが辛いなんて・・・


こんな風に思わせてくれるカンボジア人って本当にすごい☆



実は、昨日から配属先のクラチェ州教育局の計画課に新しいボランティアが赴任した。


VSOというNGOのフィリピン人ボランティアだ。


彼女にも今日から業務内容の説明、引継ぎを始めた。


これから2年間、ロックルーたちと一緒に働く事の出来る彼女が羨ましいー!!



私が職場に行くのはあと3日のみ。


最後まで一日一日を大切に過ごしていきたい。


▽1年前の赴任の日・・あれから2年早すぎる
カンボジアに導かれ~青年海外協力隊員プログラムオフィサーMiwa~-1


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2013年3月2日


いよいよ3月に突入した。


私は3月12日にクラチェの職場を去る予定なので・・・


配属先のロックルーたちと一緒に勤務できるのも、残りちょうど10日となった。



そんな任期も終わりに差し掛かった一昨日と昨日


日本からお客様がクラチェに来られた。


昨年、小学校建設の支援をしていただいた民間企業さんが今年も引き続き、クラチェに学校建設をして頂ける事になりそうなのだ。


そのために、候補地の視察にはるばる来て下さった。



今回は、候補地をこちらから(私の配属先のクラチェ州教育局計画課)から提案させていただいた。


チェボライ郡という郡の森の中にその候補地はある。


実は、今その場所に学校はない。


正確には、2010年に老朽化があまりにも進み、危険だったため取り壊されたそうだ。


今、校舎はない。


でも生徒は200人以上いる。


その生徒達がどこで勉強しているか?と言うと・・・


近くのお寺を借りて勉強している。



一刻も新しい校舎を建てたいのは、村の人々も郡の教育事務所も、私たち州の教育局も同じ気持ち。


でも、国の予算は不足している。


そこで、今回日本の企業さんに支援をお願いする事になった。



▽このつり橋の向こうに学校の跡地がある。

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歩いて渡ったけど、揺れるつり橋を渡るというのは本当に怖かった!


▽ここが旧校舎の跡地

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学校長や地域の人々が集まってきた。


みんな新しい校舎の建設支援に期待を寄せている。


▽今、子供達が勉強している近くのお寺

カンボジアに導かれ~青年海外協力隊員プログラムオフィサーMiwa~-3

200人以上の生徒達が午前・午後の2部制でこのお寺を借りて勉強している。


私は昨年、その企業さんが学校建設支援をされる際のネゴシエーターをした。


今回は、残りの任期が10日間しかないので、それはもちろん無理だ。


代わりに、郡事務所の若い英語が話せる職員がネゴシエーターをしてくれることになった。


私は今回のこの視察の結果を局長、課長たちに報告する。


そして、日本から協力できる事があれば出来る範囲で何でもするつもりだ。


子供達のために新しい学校をボランティアで建てたいという、素晴らしい社会奉仕のマインドをもっておられる企業さん。


その会社のマインドから勉強させて貰う事は山ほどある。


素晴らしい会社との出会いに感謝している。


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2013年2月28日


今月、ついにコスマ高校のトイレが完成した。


綺麗な3個室、扉も立派な木の扉


校長先生たちの要望を、建設業者のロックルーが出来る限り予算内で叶えてくれた。


▽完成したトイレ

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▽喜びと感謝の言葉を伝えてくれた

右:校長 左:副校長

カンボジアに導かれ~青年海外協力隊員プログラムオフィサーMiwa~-1

校長と副校長より


「コスマ高校にこんなに綺麗なトイレを建設していただき日本の皆様本当にありがとうございます。

小さなハートプロジェクトの関係者の方々、ご寄付をして頂いた日本国民の皆様、支援先を紹介して頂いたJICAカンボジア事務所の皆様、Miwa隊員本当にありがとう!生徒達が使える衛生状態の良いトイレが出来て本当に感謝しています。」


私が一番気になっている今後の清掃活動についても、校長が約束してくれた。


「常に綺麗な状態を保てるように、生徒達に毎日掃除するように指導する事を約束します。」


校長はこうも言ってくれた。


「このトイレは日本の皆様とMiwaからプレゼントして貰った貴重なトイレだから必ず大切に使います。だから、Miwaが帰国後、またカンボジアに遊びに来る時は、ちゃんと綺麗に使われているか見に来てよ。」


この校長の言葉を信じたい。


帰国後、いつになるか分からないけれどまたカンボジアに、クラチェに来る機会があれば是非コスマ高校を訪ねようと思う。


改めて、ご寄付をいただいた日本の皆様ありがとうございました。


この場を借りて御礼申し上げます。



いよいよ、クラチェで活動できるのもあと10日間のみ。


さて。。。


最後に大仕事が待っている!



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2013年2月24日


かれこれ3日前の話にさかのぼるが、サンボー郡の学校モニタリング&短期統計シニア(SV)隊員のエクセル研修に同行してきた。


その時一緒に行ってくれた計画課のメンバー:ロックルーヴィローとディナーとコリダーの3人。


面白おかしく楽しい3人プラス統計SVさんと私の5人で出かけた。



午前中は6時半にクラチェを出発したので早いうちに仕事は一段落。


(クラチェ市内からサンボー郡までは車で1時間半かかる)


せっかく来たサンボー郡。


そこはコリダーの生まれ故郷である。


そこで、コリダーが


「うちの母親の畑を見て欲しい。」


ということで、畑に寄る事になった。



畑って車ですぐ行ける場所かと思いきや・・・


なんのなんの。


車どころか・・・


船に乗り込み、メコン川を北上する事・・・


1時間!!


とおーい!!!


▽小さな小さな船に5人で乗り込んだ。

カンボジアに導かれ~青年海外協力隊員プログラムオフィサーMiwa~-1


やっと到着した島。


そこには自然がいっぱい・・・


いや、自然しかない。


本当にここに人が住んでいるのか?


船着場から歩く事10分


心配したのもつかの間。


コリダーのお母さんの家がそこにあった。


▽椰子の実を割ってくれるコリダー
カンボジアに導かれ~青年海外協力隊員プログラムオフィサーMiwa~-2


▽左ロックルーヴィロー、真ん中コリダー、右ディナーみんな椰子の実の扱いに慣れている!

カンボジアに導かれ~青年海外協力隊員プログラムオフィサーMiwa~-4


今朝、木から取ってきたばかりと言う新鮮なココナッツジュースをいただく。


▽左:統計SVさん、右:私

カンボジアに導かれ~青年海外協力隊員プログラムオフィサーMiwa~-3


周りには、みかんの木、椰子の木他、色々な果物の木がたくさん実をつけていた。


コリダーはこんな自然豊かな場所で生まれ育ったの?


学校もないこの小さな島で勉強はどうしていたの?


という疑問をぶつけたところ・・・


彼は実はサンボーの町で育ったそうだ。


この島には数年前にお母さんとお兄さんのみが移住し、果物を育てて暮らしているらしい。


そうか、そうだったのか!


辺り一面に広がる果実畑。


隣の家は何キロ先にあるのか分からないような、人の気配のない島。


あえて、この島を選び生活するコリダーのお母様とお兄様ってなんて逞しいのだろう!!


今日もカンボジア人の逞しさに感動した。


養鶏用の鶏をクラチェに持ち帰るというコリダー


▽コリダーの持ち帰る鶏を持ってあげているディナー

カンボジアに導かれ~青年海外協力隊員プログラムオフィサーMiwa~-5


カンボジア人のこの逞しさには一生叶わない。


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2013年2月18日


あと1ヶ月と5日で帰国となってしまった。


クラチェでの業務を終えて、プノンペンに引っ越す日は3月13日になりそうだ。


3月14日、15日はプノンペンで帰国報告会があるけれど、ギリギリまでクラチェで過ごす予定。



*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆


ところで、JICAのホームページの中のグローバルチャレンジャーというコーナーに活動ダイジェストを執筆し公開されました。


他にも同期のきょうちゃん(日本語教師)と、23年度1次隊の現職教員くぼっち(青少年活動)の記事も掲載されているので、覗いてみて下さい☆


↓こちらが公開先です↓

http://globalchallengers.jica.go.jp/



*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆


クラチェでの一日一日が貴重な今日この頃。


そんな中、昨日は人事課のニャックルーの弟さんの結婚式に出席してきた。


▽久しぶりにクラチェに来たモニーと私

カンボジアに導かれ~青年海外協力隊員プログラムオフィサーMiwa~-2


▽真ん中が新郎新婦
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▽ロアム中♪
カンボジアに導かれ~青年海外協力隊員プログラムオフィサーMiwa~-1

今シーズン、カンボジアの結婚式に招待されるのもこれが最後かな?


寂しいー!!


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2013年2月9日


私の夢の時間が終わってしまう。


あと少しで・・・


コットロン(トロン島)


クラチェ市からメコン川を渡り・・・


船でわずか10分で到着するこの島


ここに来るといつも夢の世界に迷い込んだように感じる。


▽メコン川で水遊びをする人たち

カンボジアに導かれ~青年海外協力隊員プログラムオフィサーMiwa~-2


乾季の今は、船着場から長ーく続く砂浜を歩き、私が毎週末通うのは・・・


チャンコットロン小学校


ここに土曜日の午後と、日曜日の午前英語を教えに来ている。



それも、残すところあと5回のレッスンを残すのみとなってしまった。


「ニャックルー、3月に日本に帰ったらもう戻ってこないの?」


小さな可愛い生徒にそう聞かれると、胸が締め付けられる。


「そうだよ。あと5回だよ。いっぱい一緒に勉強しようね。」


「あ、そうだ!今日は一緒に写真を撮ろうよ!」


という私の提案で、授業のあとみんなで写真を撮る事にした。


▽小学生の生徒さん達
カンボジアに導かれ~青年海外協力隊員プログラムオフィサーMiwa~-1

カンボジアに導かれ~青年海外協力隊員プログラムオフィサーMiwa~-3


▽これは生徒の一人に撮ってもらった。アングル完璧!
カンボジアに導かれ~青年海外協力隊員プログラムオフィサーMiwa~-2


「ニャックルー、花の写真も撮ってよ。日本に帰ったらカンボジアの花の写真を家族に見せてよ。」


という生徒の提案で、校舎前の広場にある花壇の花の写真も撮った。

カンボジアに導かれ~青年海外協力隊員プログラムオフィサーMiwa~-1


ここで英語を教えたのは、去年の12月からわずか3ヶ月間だけだったけど・・・


生徒さん達のことはきっと忘れない。


島の人たちみんなが親切にしてくれた。


2時間目のクラスには大人の生徒さんもいて、授業のあとはよくボンアエムを食べに行ったり、さとうきびジュースを一緒に飲んだ。



クラチェの市内と違い、時間がとてもゆっくり、ゆっくり流れているこの島。


ここに来るたび、ここは本当に夢の世界なんじゃないかと錯覚する。


広い空、川沿いのボート、白い砂浜、荷物を運ぶ牛達、水遊びをする子供達の声


この穏やかな週末の時間が終わってしまうなんて・・・


出来る事なら・・・


一生この島で英語を教えていたい。


それは叶わぬ願いだけど・・・


コットロンの大きな空を見るたびにそう思う。


島の人々や、子供達にとったら、ここでの生活が現実で、決して夢の世界ではない。


それは重々分かっている。


それでも、私にとってここは不思議な夢の世界なのだ。


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2013年2月8日


クラチェを引き上げるであろう日まで・・・


残りわずか1ヶ月となった。


(日本への帰国は3月22日だが、クラチェからプノンペンに引き上げる日はおそらく3月10日前後)



で、活動は終盤に差し掛かっているけれど・・・


1月に私の配属先に赴任して下さった、短期の「統計」シニアボランティアの方と一緒に今月初めから郡教育事務所を回っている。


目的は教育統計分析能力の向上のため。


でも、実際は・・・


郡の教育事務所では、統計分析どころか、エクセルも使用せず、手書きで学校情報を記載している郡もある。


なので、統計分析以前にまずはエクセルの研修を開く事になった。



先週はクラチェ市の教育事務所を訪問。


昨日はチュローン郡の事務所を訪れた。


有難い事にロックルーとディナーが同行してくれた。


▽チュローン郡教育事務所でのエクセル研修の様子

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せっかくなので、チュローン小学校の授業も見学させて貰った。


▽チュローン郡教育事務所に隣接するチュローン小学校で校長先生にいろいろヒアリング中
カンボジアに導かれ~青年海外協力隊員プログラムオフィサーMiwa~-2
右:短期「統計」SVさん 左:私(通訳担当)


授業見学もした。


▽1年生がクメール語の授業をしている最中、とても活気がある授業だった

カンボジアに導かれ~青年海外協力隊員プログラムオフィサーMiwa~-3

短期SVさん曰く、


「机上のみのデータ分析は難しい。現場を見て現状を知りたい。」


とのことで、学校モニタリングも同時に行う事に。




2年前の私も教育省の専門家に同じことを提言され、学校モニタリングを開始した。


やっぱり現場を見る事はとても大事だ。



私はこの学校は1年半ぶりの訪問だったけれど、状況は進歩していた。


1年半前にはなかった幼稚園が、世界銀行の支援で小学校の敷地内に建設されていた。


そして。。。


幼稚園が出来たのはいいが、教員がいないという新たな問題が生まれていた。



就学前教育が進み、教育の段階が進歩すれば今度は新たな問題が生まれる。


それを徐々に解決に導いていく。


教育省、州の教育局、郡の教育事務所、地域住民、保護者、教員、支援団体がそれぞれの立場で出来る事を行い協力していくことが大切だ。



さてさて、私の残り任期1ヶ月は忙しい。


2月中は1週間に2回のペースで郡事務所を短期「統計」SVさんと一緒に巡回予定だ。



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