高校生にカジノが身近になっている件です

公開日: 

一昨日、昨日と娘と息子の学園祭でした。
もちろん私、仕事の合間を縫って、夫と共にさくさくっと顔を出してまいりました。

で、めちゃくちゃ驚いたことが、2つほどあったので、
今日はそのことを書きたいと思います。

まず一つ目は、「インスタ映え」。
これは息子の高校で目立ったのですが、
そこここに、写真スポットのような創作物があって、
「インスタ映え」って書いてあるんです。
ひぇ~!すごい時代になりましたね~。

個人情報保護法なんてザルですわ。ザル。
今や、保護者同士の連絡先もろくにわからなくなってますけど、
SNS検索したら、どこでもたどりついちゃう時代。

ちなみに検索してみたら、やっぱ出てきた。
クラス写真や、制作中の写真など、
「充実してます!」アピール感の強い写真が・・・

で、この検索により、さらに気が付いたのは、
ほら、昔っから学園祭って
「他校のかわいい子、もしくはかっこいい子にいかに参加してもらうか?」
に命かけてるわけじゃないですか~。

だけど昔は鬼教官みたいなのがいて、厳しい女子高だったりすると、
男子校生徒においそれとはチケット渡せません!
みたいにチェックが厳しかったじゃないですか。
ところが現代っ子、なんと学園祭チケットをTwitterで
「チケット欲しい人、連絡くださ~い」って呼びかけてるんです。

OH!これは危ない!絶対危ないぞ。
学校で「SNSでのチケット譲渡の禁止」を呼びかけて欲しいものです。

そして驚いたことの2つ目。
息子の学校でも、娘の学校でも、
クラスの出し物の中に「カジノ」があったこと!
ひぇ~!
やはり世間で騒がれていると、若者は興味を持ち敷居が下がるんですね。

大体学園祭なんて、その時のトレンドがクラスで取り入れられるものじゃないですか。
私たちの時代はなんといってもDISCO。
教室にミラーボールやフラッシュライトを持ち込んで、
大音量で音楽をかけて、踊りまくったもんです。

そして、今はカジノ。
ためしに行ってみましたが、もちろんかわいいもんですよ。
ダンボールでカードが作られていたり、
フエルトで、ルーレットが作られていたり、
そんな感じでした。

でも私にとって「カジノ」が身近な存在になっていること、
子供たちにもそして学校の先生にとっても、
別に罪悪感もなく受け入れられてしまうのだなぁ~というのが、
ある意味衝撃的でした。

ギャンブルの予防教育は高校生ではぜひ取り入れて欲しい。
改めて、切なる願いを感じました。

クリックでランキングがあがります。
にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 依存症へにほんブログ村
依存症 ブログランキングへ

現在国内の推定罹患者536万人(2014年厚労省)のギャンブル依存問題。
日本でもギャンブル依存症対策の導入を!
ギャンブル依存症対策を求める10万人署名プロジェクト

[田中紀子の著書]
三代目ギャン妻の物語(高文研) ギャンブル依存症(角川新書)

シェアありがとうございます

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
PAGE TOP ↑