こうしてほぼ毎日同じようなことを書き綴っていても、特によく覚えている記事というのがある。
その一つが、2012年7月の「なぜ、心にも無いことを口を滑らせていってしまうのか」だ。さすがに、心にもないこと、心と裏腹なこと(その次の日の記事)を言ってしまうこと自体は減ってきているが、それでもまだまだ
「自分から出してしまった言葉を、たぐって自分の胸の内に戻してしまいたい。」
と思うことは少なくない。
後悔とまではいかないけれど、あいかわらずだな、と感じる。
だが、これを悪いことだと思ってはいけない。
人間失敗の繰り返し。言っては後悔し、責任を取って反省し、それでまた成長する。ずっと、こうなのだろう。
そう考えたら、心がすっきりする。
舌禍だけではなく、失敗あってこそ人間。
あの時の記事に対して「人の話をよく聞いてから、話しましょう」というコメントをいただいていた。
失敗なんてするのが当たり前、とはいえ、これぐらいのことをは学んでいたいのだが、もともとおしゃべりではなかなか、黙って人の話を聞いているというのも難しいことだ。