いろんな学会があるけど、今回の病理学会はいろんなことを考えさせてくれた。
その理由の一つには、私がやっと落ち着いてホッとしたということがあるのかもしれない。会う人ごとに、「どう?」とか「元気?」とか。心配しているからなのか、好奇心からなのかわからない言葉をかけていただいた。まあ、私のブログを読んでいたらそのような質問はしないだろうから、そう声をかけてくださった方が、この記事を読むことはないだろうから、安心して書いている。
それはさておき、最終日の昨日は”病理の十年後”というフォーラムがあって、仕事を機械にとられてしまうのではないかなどという話まで出ていた。
その演者の一人は病理医ヤンデルさんという、フォロワー数万の有名人で、とても深い話をしてくれた。その中で彼が漏らしたのが「宿題報告の先生たち、かっこよかったですねー、僕ももう一度(病理医人生を)やり直せるならああなりたかっなー」という言葉。
それって、昨日の私の言葉と同じじゃない、と思った。
だからといって、わざわざ「あのー、私、コロ健といいまして、えー、先生と違って、細々とブログなどやらせていだだいている人間です。」なんて、発言するのも馬鹿馬鹿しいので、黙っていた。
内心、ネット界でも格差があるな、、、、などと思いつつ。
まあ、結局のところ、どこまで行ったら満足できて、どこまで行けばいいのかなんて人間それぞれわからない。
格差はいろんなかたちであるし、それを越えることはほぼ無理。
でも、絶望してはいけない。ヤンデル先生もまだ若いのだから、諦めず頑張ってほしいな、と思った。
コロ健だってこれから