こんな気持ちでいられたら

還暦病理医の日々と生き方考え方

STAP細胞論文と朝日新聞の従軍慰安婦報道の共通点(転の1)

2014年09月12日 | 日々思うこと、考えること

転機はそれぞれのタイミングで訪れた。

STAP細胞論文は科学論文の常で検証実験が行われたが、再現性のないことがあっという間に露呈した。たったの1週間で樹立できるようなことを書いてしまったのだから、馬脚を現すのも早かった。せめて樹立まで三ヶ月位にしておけば、あと1年はもっただろうに。

夢のインスタント多分化能細胞はあまりにも夢だけだった。

実験ノートもデータもろくなもののないことまで露呈し、ついには責任者が自殺した(STAP論文細胞の感想(3)・・・これがあなたの人生の幕引きなのか)。あの平易な、分かり易すぎるともいえる論文は、この責任者がだいぶ手を入れたという事だ。最新の技術がいくつか使われていたが、一体どうやってあの図表を作ったのだろう。

 

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