こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生はあっという間だな、あと少しの間どうやって生きよう

コロ健のオモテとウラ

2014年07月06日 | 日々思うこと、考えること
先日、不肖コロ健の教室の集まりがあった。
教室というのは、臨床医でいうと医局に相当するものである。医局とは何、という話になるが、簡単にいえば、仕事でなにか困ったとき相談に行く場所である(と思っている)。
バスケットボールほか、学生生活をさんざん過ごした母校を卒業した後、他大学の病理学教室に入った。
この病理教室で、厳しく指導され、学位を取らせていただいた。いろいろな人生勉強をさせてもらい、やっとこさ半人前にこぎつけた。医者として、病理医としてのコロ健の実家はこの病理学教室だと自分では思っている。
臨床研修制度が一般的になった今日はそうでもないだろうが、私たちの頃はまだ卒業したらそのまま母校へ、という風潮が強かったので、いろいろあって、ほかの世界を知ることができたという意味でも、卒業後他大学に出てよかったと思っている。



それはさておき、その集まりに行ったら、「先生、僕、先生のブログ読んでいます」と言ってくる若い先生がいた。
ここで、素直に「ありがとう」と一言で終わればいいのに、「え?そうなの?じゃあ、ポチッとしてね」なんて言ってしまった。
「先生、ああいうの(ランキング)関係ないって、ブログの中で・・・」
「うーん、そうはいっても、やっぱり気になったりするし」と照れ笑いする。

そういえば、『さようならランキング』と言っていたのは去年の今頃。このランキングというもの、未だに悩ましい。
応援してくれだの、関係ないだの、言行不一致とはこのことか・・・。



これとは別に、勤務先の病院の某科の先生、「コロ健先生、昨日はポチッとしておきましたよ。黒い(ナイトの)方。それにしても、先生は詩人ですね」などと言ってくれる。
「でも、あの飲み会での先生と、コロ健先生が一緒とは、ちょっと思えませんね。まるで別人ですよ。』
私の飲み会でのことを言っているようだ。言っておくが、私は飲んだときにそんなに羽目を外すことは無い。
飲み会では楽しいと言ってもらえるが。こんきもでのコロ健の延長で、理屈っぽいだけである。



このように、実際のコロ健をご存知の読者がいてくれるのは嬉しいのだが、照れくさくもある。
ときどき、いい記事が書けた時はFacebookに”フログ更新しました”なんて宣伝しているので、私の周りにはこんきものことを知っている人は多い。私のことをコロ健とは別人と言った先生もその一人だ。このような状況にもだいぶ馴れてきて、「ブログ読んでますよ』と言われても、今では何とも思わない。そこで、「ポチッとしてね』になってしまうのだが、やっぱりコロ健はここでのコロ健が本当のコロ健だし、結局のところ私自身である。

どっちがオモテで、どっちがウラか。
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2 コメント

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お疲れ様です! (リディア)
2014-07-07 18:12:19
病理の先生方の集まりってあるんですね!
以前、コロ健先生のブログで、病理医の先生は、少ないと拝見してたので、各自が一人で、仕事されてるんだと思ってました。
私の身内は、医局は嫌いだそうですけどね!
何故か患者さん達と接してる方が良いと言ってますが!
理由は、分かりませんけど、、、!

あと、ブログ内でのコロ健先生も、職場での先生も、プライベートの先生も、全てが 、おかれている立場や環境に応じて、対応されてるだけで 、誰でも多少は、違うこと と思います。
私自身も、違ってることもありますので!

どの自分も (コロ健 to リディアさん)
2014-07-07 20:54:41
リディアさん、指はよくなりましたか?どの自分が、という話、しょっちゅうしてて、恥ずかしくなります。いつまでたっても進歩しませんね。今度この件について振り返ってみます。

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