横浜のマンションの杭打ち偽装問題、CoCo壱番屋廃棄トンカツ横流し、そして格安スキーバスツアー事故どれも日本の安全神話を揺るがす深刻な問題が立て続けに噴出している。
ゴキブリを一匹見たらその数百倍はいるというけど、こんなことも氷山の一角だ。一体闇はどれほど広がっているのだろう。中国の無茶苦茶な食品の話が一時あげつらわれたけど、こんなのでは日本の製品の品質が疑われることのなってしまう。
終戦後、安かろう悪かろうという言葉があったけど、規制緩和とデフレがもたらしたものはまったくそのようなものではないか。
国土交通省はバス会社の監査が間に合わないなどといっているようだけど、言語道断。一体なんの免許を交付したのかといいたい。手が回らないのなら、回る範囲でしか免許は出さないでいられなかったのか。
メイドインジャパンの品質は、日本人が日本国民として誇りを持っていたものだったろうが、それらはすべて幻想だったのだろうか。せっかくいろんなことが世界中から注目を集めつつあるのに、これでは元の木阿弥だ。
真面目にやっているつもりでも、仕事なんて穴だらけだ。私自身あれこれいい加減なことをしているに違いない。結局のところ誰かが誰かを監視するしかない。
正直者が割を食う