こんな気持ちでいられたら

還暦病理医の日々と生き方考え方

病は気から、気は病から

2015年05月09日 | 日々思うこと、考えること

今日の体調、普段と比べたらどの程度だろう。せいぜい6割といったところか。テニスの錦織圭がマドリードオープンでベスト4に進出したのを見届けてから、ナイトの散歩に出かけたが、帰って来たらこの間ほどではないもののずいぶん疲れてしまっていた。頭痛はとれたものの、腰痛は残っている。咳もなかなかとれない。それでも、明日までゆっくりすればさすがに私の元気も戻るだろうと思っている。

咳の出はじめから明日で10日になる。今度の風邪、そこそこの大病だった。

わが家の中で私と妻と娘がやられたのに、息子はピンピンしていたのでウイルス感染だったと考えてもいいだろう。インフルエンザが流行っているということだから、調べたらそうだったのかもしれない。これが冬場だったら、気道感染もひどくなって、肺炎を併発していたかもしれないが、季節が良く、重症化しなくて助かった。

”病は気から”というけれど、その逆もあるような気がする。”気は病から”。体調が悪いと、どうも物事悪いほうへと考えてしまいがちとなる。なんにおいても元気が一番だ。

健康が大切だということは、昔から”健全なる精神は健全なる身体に宿る”とか、”無事これ名馬”とかいろいろの言い表され方がされている。先日、近所のおじさん(70歳過ぎ)と飲んでいたら「健康が第一。少々の失敗、健康でさえいたら取り戻せるからね。病気になったら何もできないもの。」と言われた。たしかにそうだ。

何かしようという気力が湧いてこないのも、完全に復調していないせいかもしれない。それでも、仕事の構想を練る、積読本を片付けるなど、体を使わなくても頭だけでできることはたくさんある。

最近の記事を読み返してみたらあまりにひどかったので、それらの手直しもしてみた。

 

いろいろ考え始めるとあれもこれもとしたくなるところだけれど、無理せずまずはこの風邪のきちんと治すことを目指そう。

 お花の季節ですね 

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