こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

癌医療を支える病理医不足は深刻

2016年08月01日 | 病理のこと、医療のこと、仕事のこと

先日、朝日新聞にこんなコラムがあった。

癌の診断を行う病理医が不足しているので、増やさないといけない、という話だ。病理医はなかなか増えない状況にあり、癌患者の増加に追いつけなくなってきているということ。そして、あと20年はシニア層、たぶんこれにはコロ健も入るが、の病理医でしのぐが、その先は難しくなると述べている。

だから、今から次世代の病理医を育てないといけないのだが、なかなかうまくいきそうにない。

 

この記事のことを上司と話したのだが、2人で顔を見合わせるばかり。なかなか妙案は浮かんでこない。50過ぎの病理医が二人して思案投首というのも、薄ら寒い景色だ。

今、この記事を読んでいる若者たちよ。もしも病理医に興味があれば、是非考えてみてください。病理医は日本の医療の質を担保しているとても重要な医師です。さらに、仕事内容はとてもアカデミックです。

 

将来、私を診断してくれる病理医は?

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