ついに完成!復元された重要文化財「津嘉山酒造所」 | 泡盛おじさんの沖縄の宝 泡盛をすべて制覇しよう!

ついに完成!復元された重要文化財「津嘉山酒造所」

沖縄で唯一、戦前の姿を残していた名護の「津嘉山酒造所」

その赤瓦の姿もかなりの老朽化をしていましたが、重要文化財であるが故に、修復工事にも手間取り、ようやく2017年11月下旬に復元されたその姿を現しました。

 

厳密には、一部工事が残っている部分もあって、完成は2018年中頃かと言われていますが、母屋、工場部分は完成して、一般の人が見学できるようになりました。

 

数年前までは、こんなボロ屋になっていました。

奥にある新しい建物の屋根が白いのがよくわかります。

これが工場部分で先に完成しています。

 

 

ここが母屋。この場所でコンサートや落語会などイベントが開催されていました。

また、こちらも復活することでしょう!

 

 

横に回ると、敷地の広さがよくわかってきます。

この奥に工場部分があります。

 

 

内部も見事に復元されています。

 

 

このはりは注目です。戦後、米軍が駐留した際に書かれたもの。

「将校宿舎」

という意味です。

 

名護市内もほぼ全滅していましたが、米軍の駐留のために比較的広いこの津嘉山酒造所だけが残されたのが真相です。

 

復元ですから当時のはりをしっかり残しています。

 

先ほどの古い写真と比較するとよくわかりますね。

黒い屋根になっている方が数年前に先行して完成した工場部分です。

漆喰の部分が黒ずんできて味が出てきました。

 

蒸留器は工事中もそのまま使われていました。

熱い蒸気を発するため、その蒸気を利用して、このレンガの裏は「お風呂」として利用されていたのです。

 

最後には、しっかり試飲をしてくださいね。
本来は母屋で試飲ですが、この時はまだ準備できていないので工場の方でさせてもらいました。

試飲のために、車をおいて、1泊しました。

市内中心の住宅地の中にあります。

わかりづらい場所ではありますが、

ぜひ、津嘉山酒造所を見学してみてください。

 

 

詳細は「沖縄REPEAT」の記事に書かれていますのでぜひご覧ください。

 

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ありがとうございました。