ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
「たまにお客さんに来てもらうのも必要かもね」
家に久しぶりにいとこ夫妻が来た後の妻の一言。
我が家は二人暮らしなので、それほど散らかっている訳ではありません。(ちなみに散らかっているものの大半は私関連です・・・。)
けれども、やはりお客さんが来るとなると、普段置いてあるものの場所を変えたり、出ているものを戸棚の中に仕舞ったりと、いつも以上に綺麗にします。
第三者の目を意識するので、家の中がすっきりするのです。
女優さんが綺麗なのはいつも人から見られているからだとか。
他人の評価を気にしすぎるのは問題ですが、自分はどういう人に見られたいかについては自分の中でしっかりと言語化しておく必要があります。
会社においても「会社のセルフイメージを常に意識して仕事に取り組む」ことは大切。
「相手によって露骨に態度を変えていくのは成長が止まる会社、相手が変わっても姿勢が一貫しているのが成長し続ける会社」
です。
弊社が人を突き動かす原動力である心意気の言語化に力を入れているのは、「常しなえの一貫性」が我々が大切にしている哲学であるからです。
立派な経営理念を掲げていても、不正を行う会社もあります。
また、「お客様の笑顔を大切にする」という行動指針があっても、社員が大切にしているのは、お客様に喜んでもらうことではなく、売上を上げて社長に喜んでもらうことである会社も少なくありません。
会社がお客様や社員に見せたい姿と日々の仕事で意識する姿は本来一致する必要があります。しかしながら、時々しか一致しなかったり、業績が悪くなると、時には真逆になったりすることがあります。
そこに一貫性を持たせるためには、
経営者の心意気−経営者が提供する価値ー会社が提供する価値
に一本筋を通す必要があります。
会社の業績は必ず良い時ばかりではありません。また、経営者の気持ちも常に前向きであるとは限りません。
けれども、このようにネガティブな時にこそ、
・会社の原点に戻って考える
・経営者は自分が力を発揮する姿から俯瞰して考える
ことが有効です。
もし、「経営者の心意気−経営者が提供する価値ー会社が提供する価値」が一つでも言葉として上手く表現できないということであれば、「PR作戦会議」(60分/無料)で一度お話を聞かせていただければと思います。
一人であれこれ悩むより、第三者の目を入れて考えた方が、目指す姿や見せたい姿がよりハッキリします。