今年は291頭です | 元JRA馬主・小栗範恭のブログ

今年は291頭です

こんにちは。
元JRA馬主で、現在は「ホースマンサミット」の「馬主情報部」で副部長を務めている、小栗範恭(のりやす)でございます。

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5月26日(火)に札幌競馬場で行われる、「HBAトレーニングセール」の上場馬291頭が、昨日、発表されました。

ラインナップの中には、

フジノウェーブ(2007年のJBCスプリントなど重賞を2勝)の半弟
「サニーヒイロ2013」(父パイロ)

シルクメビウス(2010年の東海Sなど重賞を3勝)の半弟
「チャンネルワンの2013」(父ステイゴールド)

スズカコーズウェイ(2009年の京王杯SCの勝ち馬)の半妹
「シーズアウーマンの2013」(父ネオユニヴァース)

といった、活躍馬の下などが含まれていますから、実際に、どの馬を誰が落札するのか、注目したいところです。

また、本日は、私の持ち馬オグリンダイカンが、1991年6月8日(土)に初勝利を挙げた時の動画を紹介しておきましょう。



オグリンダイカンはセールで購入した馬ではありませんが、所有馬が勝った時の喜びは何物にも替え難いものであり、今年の「HBAトレーニングセール」で馬を購入するオーナーも、所有馬が勝った時には同じ喜びを感じることでしょう。

そしてここからは、「ビッグレッドファーム」がダービー卿CTに登録しているコスモソーンパークについて、私の頼もしい仲間の一人である「牧場主のSさん」が連絡してきた内容をご紹介しておきましょう。

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先週の毎日杯では、私達が軸馬にしていたミュゼエイリアンが勝って、馬連5690円を取らせてくれましたね。

高橋仁オーナーが、去年の5月19日(月)に、「千葉サラブレッドセール」で落札していたこの馬は、毎日杯を勝って、落札価格の4200万円に近い、3700万円の賞金(馬主の取り分は8割の2960万円)を一気に稼いだのですから、きっと高橋オーナーは、「自分の馬を見る目は正しかった」と喜んでいるのでしょうね。

おっと、前置きはこれくらいにして、そろそろ本題に入りますと、今回は、「ビッグレッドファーム」がダービー卿CTに登録している、コスモソーンパークについての報告をしておきましょう。

知っている方も多いと思いますが、「ビッグレッドファーム」は、「マイネル軍団の総帥」こと岡田繁幸さんが1974年に作った牧場でして、1989年頃には静内に「ビッグレッドファーム真歌トレーニングパーク」を、1998年頃には新冠に「ビッグレッドファーム明和」を、2007年には茨城県の鉾田市に「ビッグレッドファーム鉾田トレーニングセンター」をそれぞれ作るなど、どんどん規模を大きくしていて、今は、繁幸さんの奥さんである美佐子さんが代表をしていますね。

「コスモ」の冠名が付く馬は、確か2006年の4月頃まで、美佐子さんの名義で走っていて、当時の活躍馬には、2003年の朝日杯FSを勝ったコスモサンビームや、2004年の弥生賞とセントライト記念を勝ったコスモバルクや、その年の小倉2歳Sを勝ったコスモヴァレンチなどがいました。

そして、2006年の4月から「コスモ」の馬は、「ビッグレッドファーム」の名義で走るようになっていて、それからの活躍馬には、2006年の北九州記念を勝ったコスモフォーチュンや、2010年のアーリントンCを勝ったコスモセンサーや、その年のステイヤーズSを勝ったコスモヘレノスや、2011年の中山金杯と中日新聞杯を勝ったコスモファントムや、2012年の弥生賞を勝ったコスモオオゾラなどがいますね。

ちなみに、「コスモ」の冠名で走っている馬の多くは、「ビッグレッドファーム」がJRAの個人馬主に出資を呼び掛けている「コスモオーナーズクラブ」の募集馬ですが、私が確認したところ、コスモソーンパークは、その募集馬ではありませんので、この馬が獲得した賞金は、全て「ビッグレッドファーム」に入ることとなります。

また、2011年の「ビッグレッドファーム」は、コスモファントムで中山金杯と中日新聞杯を、コスモメドウでダイヤモンドSを勝つなど、34勝を上げて9億2897万円の賞金を稼いでいましたが、次の年からは、
2012年→47勝・8億6396万円
2013年→27勝・5億4537万円
2014年→32勝・5億2330万円
と、立て続けに獲得賞金が減っていますし、去年は2011年と比べて4億円以上も少ない数字でした。

ですから、今年は「ビッグレッドファーム」の関係者達が、「必ず悪い流れを止めたい」と考えている筈で、実際、先週までに「7勝・獲得賞金1億4593万円」という、去年を上回るペースとなっていますが、獲得賞金を月別に書くと、
1月→6483万円
2月→5054万円
3月→3056万円
となります。

つまり、どんどん勢いがなくなっている状況なのですから、今週以降、「ビッグレッドファーム」の関係者達は、「1月や2月の勢いを取り戻したい」と考えて、賞金の高いレースを勝つことに全力を注いでくる筈で、実際に今週は、全部で73頭いる現役馬の内、これまでに1億8374万円の賞金を獲得している「稼ぎ頭」のコスモソーンパークを登録してきたのですから、「完全に勝負懸かり」と私は見ています。

しかも「ビッグレッドファーム」は、一昨年の新潟記念をコスモネモシンで勝ってから、「JRAの重賞で32連敗中」となっていますので、ここは何が何でもその連敗を止めたいのでしょうね。

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なお、既に何度もお伝えしている通り、私の頼もしい仲間の一人である、「元JRA調教師の山田要一」も、私と同じように、ブログで様々な情報を公開しておりますので、こまめに確認しておけば、間違いなく馬券の参考になる筈です。

そこで、「馬券で大きな利益を得たい」と考えている方には、毎日欠かさずご覧になることを推奨しておきましょう。

【 元JRA調教師・山田要一のブログ 】

本日は以上です。

小栗範恭でした。