涼風献上。 〜根津美術館〜 | 堀江昭佳オフィシャルブログ「『こころ』と『からだ』の悩みを解決する しあわせ女子のための処方箋」Powered by Ameba

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婦人科漢方専門・子宝のスペシャリスト 堀江昭佳が、西洋医学、漢方、心理学の3つの視点から、こころとからだの悩みを解決する方法をつづります。
「からだを整えるとこころが整い、結果的に夢が叶う」
そんな考え方を大切にしています。


ちょっと、ご縁があって

東京出張のあいまをぬって

表参道にある根津美術館に行ってきた。
↓  ↓  ↓
根津美術館






前から行きたかったのだけど、

ようやくの訪問。








ぼくは、けっこう建築が好きで、

この根津美術館を設計された隈研吾さんも

大好きな建築家のひとりなんだよね。







玄関へのアプローチから

卒倒しかけた。。。。
























写真では見たことあったけど、

実物の空間に立つと






凛とした空気と静謐さに満ちた空間は







それは、それは、


圧倒的で。








空間の設計はもちろんとして

ガラス越しに見える夏の緑したたる広大な庭園との

一体感がなんとも言えない。





























なんもいえねー・・・























ちょうど開催中だった企画展

『涼風献上 ~絵と焼き物で暑中お見舞い~』







学芸員の方に

みどころはどこですかー?

って聞いたら、








「ご覧になられる方の

いいな、と思うところを大切に

感じながら見ていただけるとうれしいです」









と言われて、

なるほどー!








たしかに、たしかに!








これが有名作家のもので、

国の重要文化財に指定され、

なったらかんたら・・・







そんなふうに

人がどう言うか、

どんな評価がされているか。






どうしても、まわりの言葉に反応してしまうけど、

先入観なしに、




『自分がどう感じるか』






それが一番大切だよね!












時代とか作家とかみたいなくくりでの

企画展とかはよく見かけるけど、


暑中見舞いというテーマの切り口で

展示を行うっていうのがとっても面白くて。








景徳鎮の

青花蓮池水禽文水甕 

が2点並べてあったのだけど、

青と白のコントラストがとってもきれいで、

500年くらい前のものなのに

とってもモダンでかわいくて。

すごく印象的!









それとは別に、

常設展である古代中国の青銅器コレクションが

圧巻で・・・






なんかね、

青銅器には、

精緻の極みみたいな文様が刻まれてるんだけど、

全体から原始的な力が溢れているようで。









しびれた。。。。










写真でみるのと

実物を見るのは、

全く違うね。







ぼくは、このリアルな感覚って

すごく大事だと思うし、

自分が何をするときも

一番大事にしたいと思うんだよねー。








展示会場内は、

撮影できなかったのだけど、

ホント百聞は一見に如かず。

















でね、でね。


ミュージアムショップに

こっそり置かれてたはがき。





これがひそかに一番楽しかったのだけど。








「冠省

根津美術館の『手紙』の特集に、

貴殿と麿の書状が並べて展示されていると聞いたが

まことであろうか。

まさか個人情報が四百年後に、

こんな形で公開されるとは思ってもみなかった。

裏の意味まで解読されることはないとは思うが」







展示内容とリンクさせてあるんだよ~!






げ、芸が細かい!









ショップの方に、

面白いですね~!

って聞いてみたら、





「展示内容ではがきが変わるんですよ~」







とのこと。

すごいなぁ。。。。







やっぱりハードも大切だけど、

そこで働いている人たちの姿勢だよね~



そこ、ここに、

愛情があふれてるもん。





つくづく感じ入ったのでありました。






興味のある方は、ぜひ!