直感って信じる? その3 経験と学習で形成される。 | 堀江昭佳オフィシャルブログ「『こころ』と『からだ』の悩みを解決する しあわせ女子のための処方箋」Powered by Ameba

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婦人科漢方専門・子宝のスペシャリスト 堀江昭佳が、西洋医学、漢方、心理学の3つの視点から、こころとからだの悩みを解決する方法をつづります。
「からだを整えるとこころが整い、結果的に夢が叶う」
そんな考え方を大切にしています。


潜在意識が直感を伝えているという話を前回は紹介した。
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『直感って信じる?その2』



今回は


『直感は学習によって形成される』

という話を紹介したい。

将棋界で初めて7タイトルを独占した羽生善治さん曰く

『直感は、本当になもないところから湧き出てくるわけではない。考えて考えて、あれこれ模索した経験を前提として蓄積さえ手おかねばならない。また、経験から直感を導き出す訓練を日常生活の中でも行う必要がある』


でも、これってよくわかるよね。
専門家の人って、これってわかるもの。
自分の得意分野だったら、『なんとなくこっち』ってわりと自信を持って言えたりする。
経験を重ねてることって、『なんとなく』の直感があたりやすい。

これは、いままで経験したいろんなこと、あるいはたくさん考えたことの蓄積をもとに、脳が答えを出してるから。
それも、瞬時に。



ぼくは、なんとなく「あ、この人そろそろ妊娠するかも」という瞬間があるんだよね。
これって、ホント直感なんだけど、わかる。
そして、意外と当たる。
子宝相談も10年になると、カウンセリングの人数や件数もけっこうな数だから、経験って大事だなって思う。

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あなたはいま何歳になる?
初潮からきた生理の回数って何回だろう?
長い間、意識をしてなかったり、気にしてこなかったから、気がつかないだけで、生理や排卵も、かなりの回数なはずなんだよね。

初潮から10年経ってたら120回。
20年経ってたら240回。

本来、あなたは『女性』としての経験値って、とても高い。
ぼくなんかよりもずっと、自分の体に詳しいんだよね。

今まで意識を向けてなかったから、気づかなかったり、わからなくなってるだけで、年齢を経ただけ、自分の生理や排卵についての直感は、潜在的に強化されてるはず。


じゃあ、なんで自分の体のことなのに、妊娠のための直感が働かないんだろうね。
それにはやっぱり理由がある。