「生理が予定日より遅れて、


ん？

って思ってトイレに行きました。

いままで、妊娠検査薬で陽性が出たことなんてなかったし、いつも検査をするときは、目を凝らして、じーっと見て。
いつも何も見えなかったから。


でも、今回は、すぐに出ました。


『うひょーーーーー!!!　
ちょっと来てーーーー!!!（≧▽≦）』


わたし、トイレの中で叫んでダンナを呼びました。
そのままの格好で扉を開けたちゃったから

『なにやってんの！？』

って言われましたけど・・・
妊娠検査薬のスティックを見て

『目を凝らさなくても見えるよ』

って。

今までも高温期になると、妊娠してるかどうか気になって、気になって。
そのことを母に言うと

『全部やめたら？
いい加減、そういうことやめたらいいんじゃない？』

って言われたりしてたんです。
でも、自分では踏ん切りがつかなくて。


治療をやめたら、妊娠できないよなぁ。

って気持ちがあって・・・




人工授精もするまでは、『しなくてはいけないこと』だと思ってました。


結果がダメだってわかった時に、病院の先生に

『次やろうね！』

って言われて・・・
きっと励ましの言葉だったと思うけど、気持ちがついていかなかったんです。


言われるままにホルモン剤を使って治療をして、生理周期が乱れて。
それで、

本当にやらなきゃいけないのかな？
やらなきゃよかった。

そう思いました。


ここまでがんばって、一生懸命やってきたけど、

わたしの検査の結果は、悪いこと言われない。

だんなの精子だって数値は悪くてもないわけじゃない。


だったら、無理に治療をしなくても、いいんじゃないのかな。
そんなふうに思ったんです。





それで、前回のカウンセリングで堀江さんに、

『基礎体温はかるのやめたい』

って言ったら、いいよって言われて、不妊治療も基礎体温はかるのもお休みにしました。


本当に気持ちが楽になって！

今までしてきたから、たくさんがんばってきたことがあった反動だと思うんです。

ぜーーーんぶ、やめて、
ストレスフリー！

そのことをすごく感じれました。
もっと前に、一生懸命にがんばる前に、単にやめただけだったら、きっとやめたことで今度は不安になっただけじゃないかって思うんです。


自分なりに『やりきった後の爽快感』がありました。

基礎体温のことも、ずっと気になってたから、やめて熟睡できた。
ものすごい解放感で。
自分のなかで手放せてよかったです。


今回は、基礎体温も測らず、不妊治療もせず、排卵も気にせず、１回ほど夫婦生活をしただけ。

今まで必死にタイミングとって、ダンナにもプレッシャーかけてたなぁと思います。


だんなを信じること。
ふたりが楽しんでること。

それが根本なのかな。


今までがんばってきたこと、つらかったことは、

親になるための準備
待つことの大事さ。

そんなことを学ばせてもらう時間だったのかな。

そんなふうに思います。