マジで脂肪を減らしなさい。〜不妊や婦人科不調の原因は、単に脂肪かも?〜 | 堀江昭佳オフィシャルブログ「『こころ』と『からだ』の悩みを解決する しあわせ女子のための処方箋」Powered by Ameba

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婦人科漢方専門・子宝のスペシャリスト 堀江昭佳が、西洋医学、漢方、心理学の3つの視点から、こころとからだの悩みを解決する方法をつづります。
「からだを整えるとこころが整い、結果的に夢が叶う」
そんな考え方を大切にしています。

 
こないだの「自分で治す婦人科講座」
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依子先生と話しながら、
 
あっ!
 
と、気づいたことがある。
それは、もしかして、みんな内臓脂肪のつき方を誤解してるんじゃないかということ。
 
 

 

 

皮下脂肪と内臓脂肪は付き方が全然違う。

 

脂肪が良くない、脂肪が良くない。

 

とは言うけれど、そもそも内臓脂肪がどんなふうにつくのか、すごく誤解があるのかもしれない。

 

きっと、こんなイメージがあるよね?

 

 

体の表面についてて、プニプニしてるのが皮下脂肪(subcutaneous fat)で、内臓の側についてて固太りなのが内臓脂肪(visceral fat)。

 

 

実際の内臓脂肪は、こういう付き方ではなくて、こうなってる。

 

皮下脂肪は、体の表面っていうのは同じなんだけど、内臓脂肪というのは、体の表面から内側に向かって脂肪の層ができるのではなくて、腸の周りにぶどうの房状についていく。

 

ついていく。

というよりも、元々 ぶどうの房状に脂肪の塊がついてるんだけど、太るとその房のひとつひとつが巨大化していく感じ。

 

やせてるときは、デラウェアだったのが、

太ると巨峰になると思ってもらうとわかりやすいかも。

 

 

 

脂肪の塊が子宮、卵巣を圧迫する。

 

この巨峰のように大きくなった房が、内臓を圧迫していっちゃうんだよね。

 

ちなみに、子宮・卵巣というのは、内臓の中でも一番下のほうにあるもんだから、一身に脂肪の重圧がかかるわけ。

 

当然、子宮・卵巣はしんどいよね。

 

脂肪に圧迫されちゃうから、血流も悪くなる。

 

さらに!

これは、依子先生に言われてはじめて気がついたことがあって、

 

 

卵巣から卵子が飛び出して、卵管采が卵子をキャッチして初めて受精ができる環境が整うんだけど

 

 

「太ってると圧迫されて、卵管采が遠く離れちゃったり、キャッチする場所を脂肪の塊が邪魔してる可能性もあるよね」

 

という言葉に、激しく同意。

 

そうだよ、そうだよ!

脂肪が卵子のキャッチを邪魔してるという可能性は、ものすごくある!

 

それって悲しくない?

一生懸命にタイミング取ったり、ホルモン剤使ったり、人工授精しているのに、カンジンの自分の体の脂肪が、妊娠を妨害しているとしたら、

悲しすぎるよね・・・

 

 

 

 

過剰な脂肪が、女性ホルモンのバランスを崩す

 

脂肪がしているのは、圧迫だけにとどまらない。

実は、脂肪細胞は女性ホルモンを分泌してる。

 

卵巣から、女性ホルモンのエストロゲンが出てるのは知ってるよね?

これは、はE2(エストラジオール)っていう種類なの。

 

それとは別に、脂肪細胞からはE1(エストロン)という別の種類のエストロゲンが出る。

 

これはこれで大事なのだけど、

脂肪細胞が過剰になってくると、過剰なE1が体にあふれるようになる。

 

E1もE2もどちらもエストロゲンだから体は、

 

「あ、エストロゲン足りてるんだね!」

 

って判断して、卵巣の機能が低下して生理が乱れてくるというわけ。

 

肥満=脂肪過剰になると生理が乱れる理由はここにある。

 

 

それだけじゃないよ。

この脂肪から出る女性ホルモンのせいで、通常のホルモン状態とは変化するでしょう?

すると当然だけど、脂肪が多いためにホルモン治療や体外受精とかもうまくいきにくくなる。

 

 

 

肥満が婦人科によくない。

と言われるのは、こういう背景がある。

 

まずは

脂肪の重さで子宮・卵巣系が圧迫されて機能低下

 

さらに

脂肪から出る余分な女性ホルモンのために、ホルモンバランスが乱れる。

 

 

 

 

脂肪を減らすダイエットは便秘解消から!

 

 

脂肪が多い=肥満状態

のときって、妊娠力は低下するし、婦人科の病気にもなりやすくなる。

 

だから、ぜひダイエットしてほしいんだけど、過激なダイエットは逆効果になっちゃうんだよね。

婦人科の力を低下させてしまうから。

個人的には、1ヶ月に体重の5%以上減らすようなダイエットはおすすめしない。

 

できたら、月に1〜2kgくらいでゆるやかに減らしていくのが理想的。

急がば回れ、ね。

 

 

 

ここでもうひとつ大事なこと。

 

脂肪と便秘の関係。

 

脂肪がつきやすいひとって冷えてるひとが多いんだけど、そうなると腸も動きにくいから、便秘になる。

 

というか、腸に脂肪の房がぶら下がってるから、腸も動きにくいわけで、腸の活動も低下するし、そうなると体温がつくられないから、ますます冷えるという関係もあるけどね。

 

便秘になると、今度は便秘の重みも子宮にかかるわけ。

子宮のまわりって腸が取り囲んでるから。

 

子宮は、

脂肪の重みに耐え

うんちがいっぱいつまった腸の圧迫にも耐え

 

という、すごくかわいそうな状態に追い込まれちゃう。

 

 

ダイエットをするには、快便を目指すのが一番!

とくに、婦人科にとっては、とても大切なことで。

 

快便になることで、腸の働きがよくなる。

腸の周りについた内臓脂肪が落ちやすくなる。

腸が動くので冷え症もよくなる。

 

と、いいことづくし。

 

 

快便ダイエットで欠かせないのは、食物繊維。

食事の前にキャベツ食べるのも良し、

玄米ごはんに変えるのも良し、

食前に食物繊維をたっぷり取ってあげると、おなかが膨れるから、自然と食事の量を減らせるしね。^^

 

 

依子先生が手術する時に、脂肪が多い人って、脂肪から脂がにじみ出てるのがわかるんだって。

手術の手袋が脂でヌルヌルしちゃうし、

おなかの中に水がたまって抜くときにも、表面に脂が浮かんでるって。

 

そりゃ、そうだよね。

料理や焼き肉でお肉触るときの、ヌルヌルが体の中の脂肪でも起きてるってことでしょう?

 

適度な脂肪は体にとって必要だけど、

なんかリアルな体験話を聞かされて、改めて過剰な脂肪のよくなさがわかった気がする。

 

 

でもね、

太ってるからダメなんだ!って自分を責めなくていい。

 

すっごい大事なことだけど、いま太ってるってことは、「問題が見えてる」ってことなわけ。

体重減らすだけで、婦人科の悩みが解決できるとしたら、すごくいいことじゃない?

 

原因不明です。

 

じゃない、

原因は肥満なの!

 

事実って、辛かったり、痛かったりするかもしれないけど、事実に目を背けても、なにも解決できない。

 

 

太ったまま体外受精して、何百万もつかうより、真剣にダイエットして、体重減らしてからチャレンジしたほうが、断然いい!

 

きれいになって、婦人科の悩みも解決してとなったら、言うことなしじゃない?

 

 

だからさ、

ぼくなんか、子宝相談で太った方が来られたら、心の中でニヤッとしちゃうもんね。

 

痩せたら解決♫

 

ってね。^^

 

 

暑くなってきて、ダイエットには最適の季節なんだから、本気で取り組んでみようよ!

 

 

 

※体脂肪、体重は落とし過ぎちゃダメだよ〜!

下限としてBMIで20は下回らないこと。

体脂肪は22%を切らないこと。

せっかくがんばっても逆効果になっちゃうから、これは、覚えといてね。

 

 

 

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※コメントについて
すべて読ませていただいていますが、【個別の返信はできません】ので、ごめんなさい~!