別に正月をするという事もないのであるが、たまたま日本の米が切れたので、往復3時間かけて日本食を買出しに行ってきた。
ここ数ヶ月は日本米に似たもので代用していたが、やはり違う。

もち米やカマボコでも買おうかと思っていたが、予想以上に日本食が完売。
店員さんに「餅米有?」と書いた紙を見せたら、「ないよ、そんなもん。日本人が買い占めて行くわ!」と怒られた。

結局、カマボコも餅米も、うどんも大根もこんにゃくも買えなかった。
ニューキャッスルには大学も多く、日産の工場もあるから駐在組も多い。
皆ここで買い物をしたのだろう。
一足遅かった・・。

ついでに中国人が経営する、中国人のための「日本食バイキング」のお店に寄った。
店内は金持ち中国人学生で溢れている。
その中に、日本食好きなイギリス人が1組2組いたりする。

このレストランから10分ほどの場所に住んでいる旦那の兄家族も誘い、ここでランチをした。
私は個人的にここの夫婦が好きではないが、悪い人ではない。
ただあまりにも価値観が違いすぎ、違う惑星から来た人だと思って付き合っている。

この夫婦は前回ここに来た時に、ひどく日本食を気に入った。
しかし、アジア人だらけなので入りにくいと嫁は言う。
しかも食べ方の説明が書かれていないから、どうしてよいのか分からないのだと言う。

確かに、サーモンの刺身=醤油と私には当たり前の事が、食べた事のない人にとってはどう食べて良いのか分からない。
また醤油の横にタルタルソースが置いてあるため、余計にややこしいのであるが、イギリス人にとっては見慣れたタルタルソースを刺身にかけてしまい、結果、刺身が旨いのかどうか分からんまま店を出るという事になる。

この辺、もっと説明書きを置いてあげればイギリス人客も入りやるいのでは?と思うが、まああれだけ中国人客で賑わっていれば、別にどうでもエエのかもしれない。

駐車場にズラリと並ぶ高級外車。
しっかし中国人は金持っとんな~といつも思う。
学生でさえBMWに乗っているから、親がどれだけ仕送りしているのだろうか・・と考えてしまう。
バブル時代の日本のように、女子学生はヴィトンを持つ。
何とも不思議な錯覚を起こす。

C級の日本食であるが、しかし寿司は寿司。
ホームシックは吹っ飛んだ。

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