私は常々、親になるには適性検査を受けてからなるべきだと思っている。
自分の常識が人の常識ではない事は承知の上であるが、しかし、あまりにも逸脱した人というのが溢れすぎているように思う。

先日も職場に小学生2人を連れた母親が来た。
うちのお店の中に入って来るなり、子供を客用のソファに座らせ、アルミホイルに包んだサンドイッチを食べさせ始めた。
自分は床に座り、スマホに必至。
嫌味に「何かお探しですか?」と聞いたが「別に」と答える母親。

店長が見かねて「ここで飲食は控えて下さい。売り物が置いてある場所ですから」と言ったが、母親はその後ポテトチップスの袋を子供らに渡し、自分のスマホのメール送信が終ったら、そのまま店を出て行った。
服屋などで食べ物を食べさせる感覚が私には分からない。
私ももしかして、こんな仕事をしていなければ考えもせずに子供に与えていたのだろうか・・・
あまりにもこんな客が多すぎる。

日曜、1歳半の女の子を連れた親子が店内にやって来た。
入って来たときから女の子は尋常ではない泣き方をしながら咳をしていたが、父親と母親がどうしても子供のサンダルを買いたかったようで、母親は怒り、父親はチョコレートを見せながら、何とか泣き止まそうとしていた。
嗚咽しながら泣き続ける女の子。

ひとまず外に連れ出せばエエのに・・・と思っていたが、そこは親の感覚である。
そのまま女の子は嘔吐した。
床に吐き、泣く度に嘔吐を続けた。

バイトの1人が親子を店内の奥にあるスタッフ専用のトイレに案内した。
泣きじゃくる女の子は尚も嘔吐を続け、そのまま脱糞した。
オムツを長時間変えていなかった様で、オムツがパンパンになり許容範囲を超えていたため、緩い大便が女の子のジーンズを流れ、床に流れ始めた。

父親がそれを見て「予備の服は持って来てんのか?」と妻に聞いた。
妻は「どうしよう・・そんなん持ってない」と言う。

ラルフローレンの真っ白なシャツとジーンズは大便まみれになり、父親は「この辺にラルフローレンはありますか?」と聞いた。
この状態でまだラルフローレンに拘る意味が分からん・・

母親は「すいません」と言いながらも「朝から調子が悪かった」と言った。
ほな、家で静かに過ごさせたれよー!!

その後、トイレ内にあるゴミ箱に大便まみれのオムツと大量のトイレットペーパー、服を押し込んで家族は帰って行った。
女の子は母親の来ていたコートに包まれていた。

替えのオムツ、ビニール袋、ウエットティッシュと洋服を持ち歩かずに乳幼児と買い物に来る神経も分からんが、せめて「ビニール下さい」と言い、その大便まみれの服を持ち帰る事は出来なかったのか・・
汚い物は車に持ち込みたくない気持ちは分からなくもないが・・

親になる資格があるか否か・・適性検査をどこかの段階で出来ないだろうか・・

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