先日、息子のクラスメイトの誕生日会があった。
息子のクラスの母親は地元色が濃く、半分以上の母親らがここの村で生まれ育ち、子供らと同じ小学校に通い、同級生と結婚して、実家のすぐ近くに家を買って住んでいるという、ここから出た事が無い地域密着型地元民である。
故に母親らの仲良しグループがキッチリと分かれており、私ら部外者、ましてや外国人移民とは言葉も交わす事が無い。

そんなワケで息子のクラスの保護者とは、数えて6人しか話した事がないのであるが、パーティ会場でいつも起こる事。
それは私かインド人ママが座っているテーブルの周囲に何故か妙な空間が空き、絶対に相席される事がないことである。

いつからか、私とインド人ママの間で「アジア空間」と呼ぶようになったのであるが、先日のパーティでも4人掛けのテーブルに仲良しママ達がグループごとに座っていた。
椅子を持ちより1テーブルに8人~10人くらい座っていただろうか・・・
椅子に座れない人は立ってそこにねじ込み入っていたのであるが、何故かいつもインド人ママと私の周囲はガラ空きとなる。

「英語、しゃべられへんと思われてんのやろな・・」とインド人ママが言う。
アジア人が稀、いや皆無と言えるこの地域。
たった15分も車で走ればカーライルの街中には移民率(外国人率)90%を超える小学校もあるというのに、地域によってはこの差である。

悪気など無い。
ただ関わった事が無い、それだけなのである。
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