まぁ当然か・・・

ケータイWatchの記事に、 ソフトバンク、「ホワイトプラン」の受付継続へ てのがありました。

ソフトバンクモバイル(以下禿)が、「ホワイトプラン」など4G/4G LTE向け旧来の料金プランと割引サービスについて、11月30日に新規受付を終了するとしていた予定を延期し、12月1日以降も受け付けるそうです。

詳細は記事に譲りますが、ドコモ(以下茸)が一人負けの要因ともなった問題の施策ですから、禿もau(以下庭)もそう簡単にはやめられないんでしょうね。

あまり状況をご存じない方のために簡単にご説明しますと、茸は新料金プラン「カケホーダイ&パケあえる」通話料金を一律2,700円(スマホの場合)として完全定額料金としました。ただ、これは通話をするのであれば選択肢はコレ一択で、極端な話、月間1分しか通話しない人でも、2,700円が必要になるプランでした。
ドコモは既存の料金プランの受付を停止して全て「カケホーダイ&パケあえる」に一本化しました。

当然ながら殆ど通話をしない層の方にとってみれば、大幅な値上げとなるプランです。

対する庭と禿も茸と同様の通話定額プランを全く同じ料金で用意しましたが、茸と異なるのは従来の既存料金プランも平行して受付を継続したことでした。

これによって、iPhone6発売時にどの量販店に行っても、茸の在庫だけ潤沢で禿と庭は売り切れ状態という特異な状況となったのです。

通話しない層は当然ながら値上げとなる茸を避けて、庭や禿の既存プランで契約する方が多かったようです。逆に茸は「通話する層」だけ増えてしまい、ついにはキャリア最下位という位置にまで落ちていったのはご存知のとおりです。

禿も庭も茸の状況を目の当たりにしてますから、既存プランを終了できないのは当然といえば当然のことなのです。

全ては茸の経営陣の無策が招いたこととはいえ、あまりに哀れでなりません。
果たして茸の復活はあるのか?・・・