150Mbpsは出ないよ・・・

ケータイWatchの記事に、 「受信実効速度は14.1~37.6Mbpsです」実効速度計測でキャリア共通のガイドライン てのがありました。

総務省は、キャリア共通の実効速度の計測手法をガイドラインとしてまとめ、公表したそうです。
記事によると・・・

ガイドラインでは、ユーザーが実際に利用できる通信速度を把握するという目的で、計測方式や計測手法、実際の計測の流れ、広告などへの表示の仕方まで指針が示されている。特に広告などにおける通信速度の表示については「受信最大150Mbps(ベストエフォート)、受信実効速度は14.1~37.6Mbpsです。」といった例が示されており、理論値以外の実際的な指標が、共通の計測手法という形でユーザーに提示されることが期待されている。

とのことで、以前から総務省が行っていた「移動系通信事業者が提供するインターネット接続サービスの実効速度計測手法及び利用者への情報提供手法等に関するガイドライン」がまとまりましたね。

以前からLTEにおいては150Mbpsがひとり歩きして、さもその速度で通信できるかのような誤解があったと思いますし、近年のMVNOの隆盛を見てもさすがに実効速度との差が激しすぎることからも是正すべき点であったように思います。

キャリアにおいては、記事に記載の例としての速度でも問題無いと思いますが、MVNOに関しては理論値との速度差があまりにも激しいので、果たして広告などで実効速度をきちんと示すのかどうかが注目ですね。
まぁ具体的にドコとは申しませんが・・・アソコとか結構ひどいじゃないですかぁ・・・

今後は「お上」の作ったガイドラインに沿って、実効速度をきちんと広告などに表示するようになれば、ユーザーにも選択する際の参考になると思いますので、キャリアやMVNOにはきちんと対応してもらいたいものですね。