アップグレードしてもよし、しなくともよし・・・

 

INTERNET Watchの記事に、 Windows 10無償アップグレード期間は残り3カ月、日本のユーザーは期限ギリギリまで待つ傾向 てのがありました。

 

日本マイクロソフト株式会社は、1年間限定で実施している、Windows 8.1/7からWindows 10への無償アップグレードが3カ月後の7月29日に終了することを受け、アップグレードを推進する施策を発表したそうです。

 

詳細は記事に譲りますが、今年7/29に迫ったWindows10への無償アップグレード期限を前に、MSが最後の「追い込み」をかけてきたということらしいです。

 

ウチのお客様でもご自身でWindows10にアップグレードしてしまった方は別として、多くのお客様には一応「RedStone」の配布時期がハッキリしてからということでお願いしてるんです。

 

コードネーム「RedStone」は所謂今までのサービスパックにあたるもので、Windows10ではかなりの大型アップデートとなります。この実施時期がおおよそ6月あたりと言われているのですが、はっきりしたことがまだ分かってません。

 

Windows10にアップグレードするのであれば、より「枯れた」方がバグフィックスやらドライバの対応やらが進んでますので、そのほうがいいとの判断ですよ。

 

ただ、お客様の中には既に既存のWindows7で問題ないので、延長サポート終了までWindows7を使い切るというお客様もいらっしゃいます。

 

うちのお客様は全て法人でらっしゃいますので、PCはいわば消耗品で5年前後で買い替えるパターンのお客様が多く、あえてリスクを取らないのも方針としては充分に理解できます。

 

記事中に・・・

 

アプリや周辺機器の互換性や、移行に対する不安の声に対しては、「Microsoft米国本社の人間が1カ月滞在して国内独自のデバイスに対して調査を行っており、自信をもって互換性向上をお伝えできる段階」(三上氏)とのことだ。

 

との記述がありますが、正直現場をホントに理解してるのかどうか甚だ疑問ですね。

 

「自信をもって互換性向上をお伝えできる段階」なのであれば、ウチにどうしてWindows10へのアップグレードが原因であろう事案が舞い込んできてるんですかね?当然ウチだけじゃないはずで、同業者の方のところにもWindows10絡みの依頼がかなり来てると思います。

 

もちろん多くの場合、問題なくアップグレードが完了するはずですが、そうでない場合もそれなりにあることはご理解いただいた上でアップグレードをご検討くださいね。

 

決めるのは貴社です!MSじゃありません。