諦める前に是非・・・

 

窓の杜の記事に、 20種類のランサムウェアに対応 ~AVAST社が提供する無償のファイル復号ツール群 てのがありました。

 

「アバスト無料アンチウイルス」などの製品で知られるチェコのセキュリティベンダーAVAST Software s.r.o.は、ランサムウェアによって暗号化されてしまったファイルを復号するためのツール群を提供しているそうです。記事によると・・・

 

復旧ツールはランサムウェアごとに提供されている。それぞれのツールにはランサムウェアの簡単な説明が付けられているほか、ファイルの拡張子を変更する場合はその代表的な拡張子が記述されている。また、感染した場合の症状と表示される“脅し文句”がスクリーンショットとともに紹介されているので、自機での症状と近いものを見付け出してダウンロード・実行しよう。

 

だそうです。中の人も記事のリンク先のツールを確認しましたけど、話題の「WannaCry」への復号化ツールはなかったみたいですね。ランサムウェアは亜種が数多く出ているので対応ツールを探すだけでも大変ですが、今回のようにまとまっていると探しやすいですしありがたいです。

 

ランサムウェアでファイルが暗号化されてしまった場合、身代金を払ってもファイルが元に戻るかどうかというのは微妙なんです。元に戻してくれるものもあれば、そうでない場合もあります。ですので、もし感染してしまった場合は、身代金を払わずに今回のような復号化ツールをまずは試してみることをお薦めします。

 

今回のAvast以外にも復号化ツールを提供しているセキュリティベンダーはありますし、本ブログでもご紹介してましたので、参考までにお知らせしますね。

 

・ 「WannaCry」に対応!トレンドマイクロの無償ツール「ランサムウェア ファイル復号ツール」

 

・ ランサムウェア復号ツールの無償提供が開始「No More Ransom」

 

ランサムウェアはまずは感染しないことが重要ですので、セキュリティソフトの導入とWindowsアップデート、アプリのアップデートは確実に行うようにしてくださいね。