2018年 4月21日



kouennkai2

小学校4年生男児のお母さから
吉永先生と初めてお会いしましたが、そのオーラの下でとても温かい気持ちでお話を伺えました。そして皆さんのお話を伺い、それぞれに子供を案じ、親としての自分の役目を果たせているのか不安に感じ、今よりより良い状態があるのではないか、環境があるのではないかと模索されている様子に共感し、不安なのは私だけではないと少しほっとしました。
国語力のお話ということでしたが、それだけにとどまらず、育児、子供との接し方のお話も伺え、子供ともっと丁寧に接しようとおもいました。ちょうど勉強を少しペースダウンして子供に寄り添ってみようと思っていた矢先でしたので、本当にいいタイミングでお話を伺えました。
昨日、マリ先生にちらっとお話ししましたが、人間の記憶なんて本当にいい加減だと思ったことがありました。ひょんなきっかけで、私が小学校4年生のときに担任していただいた恩師から連絡がきました。私は一年生から近所の書道教室に通い、書道の時間はいつもほめてもらい、大会で賞状をいただいていたので字はきれいだったと記憶していました。学校では優等生タイプで怒られることなんてなかったですし、勉強も難なくできたと記憶していたのです。ですが、恩師が私の作文や写真をメールで送ってくださって、なんと記憶とはいい加減なものかと痛感しました。私の字は息子のそれと何ら変わらず、文章もなんとも拙く、漢字で書けるところもひらがなで書いて提出していたのです。先生が残していらっしゃるということは、文集にのせる作文だと思うのです。印刷に回るものならもっと緊張感をもって書きなさい。習った漢字は漢字で書きなさい。段落を考えなさい。句読点がなくて読みにくい、などなど・・・。もしこれ息子の書いたものであれば言いたいことが尽きず、全部消してやり直しさせます。
私のお転婆ぶりのわかる写真も送られてきて、学校のなかを用務員さんの目を盗んで男の子たちと探検したことや、叱られたことなどフラッシュバックしました。全員親の呼び出しでした。4年生なんてこんなものなんですね。自分はもっとまじめで素直に育ってきたつもりでした。(笑)
ちょうど4年生のこのころ、母と交換日記をしたことを思い出しました。交換日記が長く続かなかったことも思い出しました。きっと私の国語力を案じて始めたのでしょうが、母は今の私と同じく「字が汚い、漢字が間違っている、言葉の使い方が・・・」とダメ出しが多く、交換日記ではなく添削になっていき、書く私も読む母も疲れてしまったのだと思います。その次に、新聞記事を切り抜いて感想を書くということもしました。難しくて感想がないときは、書き写しをしました。これは案外長く続いたと思います。そのおかげか、今も新聞を読むのは好きです。母も国語力を案じていろいろ模索してくれていたのだと、昨日ようやく感謝しました。今日から、息子と交換日記から始めてみようと思います。日付を書くだけでも、名前を書くだけでも怒ったり訂正したりせず、少しでも長く続くといいなと思っています。
親はつい何事にも欲張りになり、もっともっとと望みますが、周りの景色を見る余裕を持ちたいものです。吉永先生のお話は全て心に刺さるものでしたが、なかでも「自立をせかせない」「まだまだ子育てごっこの域ですよ」というお言葉はストンと心に留まりました。きっと今の私に必要なお言葉だったのだろうと思います。こんな機会をくださって、本当にありがとうございます。そして、また是非よろしくお願いします。


感想を送ってくださって、ありがとうございます。

参加なさった保護者の方々から、もっと吉永幸司先生のお話が聞きたいという強い要望があったので、厚かましくもう一度講演をお願いしました。吉永先生は本当に多忙な先生なのですが、何という幸運、5月9日、水曜日の午前中なら空いているということで、快く引き受けてくださいました。皆さん、善かったですね。もう一度、吉永先生の優しさに浸ることができますよ。ご参加ください。



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