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第40回日本アカデミー賞・私的総評

昨日、第40回日本アカデミー賞が発表されました。

本家のアメリカ、アカデミー賞と違って、トラブルもなく順当に進み内容もある意味無難な結果ではと感じました。

たとえば、その部分は、主演、助演に現れていて、主演の宮沢りえ、佐藤浩市、助演の杉咲花、妻夫木聡と誰が見ても順当な、ある意味固い結果であったように思います。個人的にも実力のある、宮沢、佐藤、妻夫木に加え、将来性のある杉咲の受賞はうれしいものでした。

また、今回は作品賞と監督賞など7部門に輝いたシン・ゴジラは、特撮、怪獣ファンの支持と将来のファンも取り込んだ日本らしい結果であったと思います。

また、宮崎アニメのみならず、新旧の監督の活躍で興行収入的には日本映画の人気を牽引した「君の名は」は、「この世界の片隅に」にの出現により、アニメ―ション部門の最優秀賞を逃しましたが、脚本賞と音楽賞の2部門に輝いたことで、間違いなく日本映画の歴史を記したと思います。

今回は、作品のバリエーションが豊富で、話題作から口コミにより上映館を増やした「この世界の片隅に」と「湯を沸かすほどの熱い愛」の2作品が、日本映画の底上げに貢献したと思ってます。

映画ファンや評論家により「キネマ旬報」と娯楽映画を中心に映画ファンを増やす「日本アカデミー賞」の両輪がうまくかみ合う時代なって来ていて、映画ファンの僕としても素敵な時代になってきているなと思います。


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