北欧四ケ国の旅5 ベルゲン
6月9日、この日はあいにくの雨、フィヨルド沿いにベルゲンに向かいました。
昨日も通った吊り橋を渡り、フィヨルドを眺めながら進みました。
雨なのが残念ですが、どこまでも続くハダンゲルフィヨルドに沿って、添乗員さんが用意してくれたグリーグのCDを聞きながらの旅です。
途中、ステインダールの滝に立ち寄りました。雨と雪解け水のためか、とても水量が多く、大迫力です。
この滝は「裏見の滝」といって、裏からも見ることができる滝です。
約4時間かかって、ベルゲンに到着しました。最初に市場を見学。うなぎなどもありますが、こちらのうなぎの味は日本と比べ、味が劣るようです。
店員から中国人かと聞かれました。このあたりも中国の観光客が多いようです。
広場には屋台のような仮設の市場があります。これが「魚市場」と呼ばれるものです。
果物も売られております。
ベルゲンの街並みです。フロイエン山はすっかり雲に覆われております。
ハンザ博物館に入場。かつてハンザ同盟の頃、鱈で栄えた建物をそのまま残しており、当時の生活、商いの姿を垣間見ることができます。狭い部屋の中で、商い一筋に厳しい生活をしていた人々は、それでも自分の意志で生きていたようです。
ガイドさんとともにベルゲンの街を歩きました。この街は何度も火災にあっておりますが、それでも300年以上経っている建物も多く、世界遺産になっております。
最近は地盤沈下で傾いている建物もあります。世界遺産のためか、立て直すことも難しく、傾いたまま補強されている建物も多くあります。
以下の建物など、どう見ても傾いているように見えます。
このあと、ケーブルカーでフロイエン山に上りました。
頂上に上ると、雨もあがり、下界もきれいに見ることができました。
夕食は世界遺産の街の中のレストランで鱈料理。
とても美味しくいただくことができました。
この建物も傾いており、壁に架かった絵画も傾いておりました。テーブルも斜めです。テーブルの上の調味料を倒してみると、ころころと転がります。テーブルの向かいの人が高いところにあり、不思議な感覚です。
夕食を終わると午後9時。雨もあがったので、街中のお店でお土産を買い、そのあと、少し散歩しました。
フロイエン山も上まで見ることが出来、街中も食事前とは違ってきれいに見えます。
ベルゲンの街はかつてノルウエーの首都であり、またハンザ同盟で栄えた町です。世界遺産でもあり、とてもきれいな街でした。
(続きます)