ブログ うつと酒と小説な日々

躁うつ病に悩み、酒を飲みながらも、小説を読み、書く、おじさんの日記

リバース

2016年12月01日 | 文学

 今日は朝から都内の貸し会議室で会議。
 疲れました。

 午後は職場に戻らなくて良いとのことで、帰宅して読書を楽しみました。

 読んだのは、「リバース」
 ホラーサスペンスということになるんでしょうか。

 長野の小さな村の教会で育った幸子。
 高校を卒業すると、東京にあこがれて上京し、広尾の豪邸で住み込みの家政婦として働き始めます。

 ハンサムな外科医、美しい妻、聡明で美少女の双子の姉妹。
 理想的な家庭での生活に胸躍らせる幸子でしたが、やがて、家族には暗くて深い闇があることに気づき、といったお話。

 ホラーサスペンスを得意とする作家は、えてして物語を作る才能に長けていても、文章が下手なことが多いものです。

 しかし、この小説の作者、五十嵐貴久という人、抜群に文章がうまくて、読ませます。
 この作家の小説を読むのは初めてですが、続けて読んでみようかと思います。

リバース (幻冬舎文庫)
五十嵐 貴久
幻冬舎


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