今日は朝から都内の貸し会議室で会議。
疲れました。
午後は職場に戻らなくて良いとのことで、帰宅して読書を楽しみました。
読んだのは、「リバース」。
ホラーサスペンスということになるんでしょうか。
長野の小さな村の教会で育った幸子。
高校を卒業すると、東京にあこがれて上京し、広尾の豪邸で住み込みの家政婦として働き始めます。
ハンサムな外科医、美しい妻、聡明で美少女の双子の姉妹。
理想的な家庭での生活に胸躍らせる幸子でしたが、やがて、家族には暗くて深い闇があることに気づき、といったお話。
ホラーサスペンスを得意とする作家は、えてして物語を作る才能に長けていても、文章が下手なことが多いものです。
しかし、この小説の作者、五十嵐貴久という人、抜群に文章がうまくて、読ませます。
この作家の小説を読むのは初めてですが、続けて読んでみようかと思います。
リバース (幻冬舎文庫) | |
五十嵐 貴久 | |
幻冬舎 |