健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

人工膜で肥満症の治療

2017-07-18 08:30:03 | 研究
小腸の内壁を穴の開いた筒状の人工膜(インナーシャントソック)で覆い、栄養素の消化吸収を妨げるという新しい肥満症の治療法の研究が始まるそうです(YOMIURI ONLINE)。子豚を使った実験では体重増加の抑制が確認されたということで、3年以内の臨床実験を目指すそうです。現在、肥満症治療で行われている胃の一部を切って栄養素の吸収を制限する手術は、食欲が減退しても元に戻せず、高齢になると体重が減少する心配があったそうです。インナーシャントソックは、内視鏡を使って口から挿入する方法が想定されるそうで、取り外しも可能だそうです。厚生労働省の2015年の国民健康・栄養調査によると、男性の29・5%、女性の19・2%がBMI25以上で肥満とされているとも。

http://www.yomiuri.co.jp/science/20170709-OYT1T50015.html?from=ycont_top_txt
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