健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

おたふく予防接種

2018-05-22 08:30:17 | 研究
子どもが多くかかる、おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)について、関連学会などで作る予防接種推進専門協議会は、ワクチンを早い時期に定期接種化するよう求める要望書を厚生労働省に提出するというニュースが報道されていました(YOMIURI ONLINE)。後遺症で重い難聴になる人もいるため、予防の必要性を訴えるもの。協議会には、日本小児科学会や日本感染症学会、日本耳鼻咽喉科学会など17団体が参加。定期接種は、法律に基づき行政が費用を出すワクチン接種。おたふくかぜのワクチンは一時期、麻疹、風疹との混合で定期接種とされていましたが、無菌性髄膜炎の副作用が問題となり、1993年に中止。その後、おたふくかぜワクチン単独での任意接種となり、接種率は3~4割にとどまっているとのこと。おたふくかぜは4~5年ごとに流行し、感染者の中には鼓膜の奥の聴力をつかさどる部分がダメージを受けて難聴になる人がいるそうです。

http://www.yomiuri.co.jp/science/20180511-OYT1T50031.html
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