アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。 

昨日(10月20日)は、まだ35度台の低体温が続くので、かかりつけの医師に電話して、抗生物質の薬を続けた方がいいかどうかについて相談しました。
その結果、薬は漢方薬だけになりました(他の症状用の薬は除く)。

仕事面では、出勤・退出をそれぞれ遅め・早めにして、その他は平常通りでした。

午後、ヒューマン・ギルドのプレミアム会員で、オフィスカレンの代表の中吉智子(なかぎりともこ)さんがお見えになりました。



最近プロデュースされた『犬の気持ち、通訳します。』(アネラ、東邦出版、1,300円+税)を8万部までヒットさせたそうです。

犬の気持ち、通訳します。
アネラ
東邦出版

 中吉さんご自身の猫とのコミュニケーションのお話をお聴きしましたが、「なるほどな!」と納得の行くものでした。


さて、こらからが本題です。

「蘇る過程で気づいたこと・感じたこと」シリーズの2回目です。

蘇る過程で気づいたこと・感じたことについて、意欲と感覚の両面を前回お伝えしました。
今回は、意識の方向性について自分が洞察したことを書きます。

病の最中にいるときから徐々に回復の兆しが表れるにつれて、私の意識には次の3つの方向性がありました。

1.下 → 上

2.内 → 外

3.現在 → 未来


私は、病んでいながらも1週間に3つの研修、4つの講演を行い、新潟、大阪、福岡にも出張していました。
研修・講演依頼をすっぽかすことができなかったのです。
それでも、体調は、最悪の時がありました。

最悪の時は、身体の動きとしては、伏し目がちで、不確かな足を支える道路や階段など下方に意識が向かっていました。
ところが、回復するにつれて、天井や空に視界が広がるようになりました。

第2に、最悪だと感じていた時期は、夢ですら、誰かの早期回想解釈を繰り返すような連続であったり、自分の体の症状が臆病なほど気になり、他者や外部への関心が極めて希薄でした。
しかし、回復に向かう途上で、家で私のことを細やかに世話を焼いてくれるカミさんへの感謝の念、かなり丈夫に私を産み育ててくれた両親への心の底からのありがたさが湧き出てきました。
夢の内容も現実のライフタスクにマッチした内容へと変化してきました。

第3に、病の渦中にある時は、現在の苦しみに大部分、それをもたらした過去の要因に少々意識が向かい、やり残しの仕事、いただきっぱなしのメールに対する返信には、とても意識が及びませんでした。
ところが、回復するに従って、自分がしなければならないことが次々と意識に昇ってきて、パソコンのTO DO リストに入れ込みました。

 
まとめてみます。

今回のことでわかった大きなことは、病の渦中にある時は、自分の今の状況に精一杯で、うなだれがちだった自分が、蘇る過程で意識が他者や外部や未来(まずは近未来)に向かい、空や先に視界が広がり、自分が病むことが自分自身だけの意味を持つものでないことを実感できたことです。

それと共に、多くの方々が私の健康を案じてくださっていることもしみじみと伝わって来ました。

ありがとうございました。

<お目休めコーナー> 10月の花(14)

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