世界人口の半分36億人分の総資産と同額の富、8人の富豪に集中

 

 

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ロンドン(CNNMoney) 世界で最も裕福な8人が
人口全体の下位50%を合わせた額と同じだけの資産を
握っている――。


国際非政府組織(NGO)オックスファムが、経済格差に関する
今年の報告書を発表した。

それによるとトップ8人は

米マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏
米著名投資家ウォーレン・バフェット氏
メキシコの大富豪カルロス・スリム氏
米アマゾン最高経営責任者(CEO)のジェフ・ベゾス氏
米フェイスブックCEOのマーク・ザッカーバーグ氏
ファッションブランドZARAの創業者アマンシオ・オルテガ氏
米オラクル会長のラリー・エリソン氏
前ニューヨーク市長のマイケル・ブルームバーグ氏。

資産の合計は4260億ドル(約48兆7000億円)に上る。

 

オックスファム・アメリカのポール・オブライエン副社長は
こうした経済格差のために
「何百万人もの人々が貧困から抜け出せず、社会は
引き裂かれ、政治にも害が及んでいる」と指摘する。


 

WEFは4年前、社会の安定を脅かす主な要因として
経済格差の拡大を挙げた。

オックスファムによると、世界の指導者らは格差縮小を
共通の目的として掲げているにもかかわらず
問題は深刻化する一方だ。

過去30年間で格差が拡大した国に住む人の数は
世界人口の7割を占める。


また過去25年間にわたり、上位1%は下位50%の
合計を上回る所得を手にしてきた。

報告書は
「富裕層が豊かになれば富が全体にしたたり落ちる」
とされる「トリクルダウン」理論に言及し
所得と資産はしたたり落ちるどころか、驚くべき勢いで
吸い上げられている
」と警鐘を鳴らした。

さらに男女間の格差にも注目し
10億ドル以上の資産を持つ世界の億万長者1810人のうち
89%を男性が占めると指摘している。

 

オックスファムは毎年、世界経済フォーラム(WEF)の
年次総会(ダボス会議)に先立ち、米経済誌フォーブスの
長者番付とスイスの金融大手クレディ・スイスの資産動向
リポートに基づいた報告書を発表している。

2015年以降、富裕層の上位1%がそれ以外の人々より
多くの富を独占する状態が続いているという。

米国内では
上位1%が富の42%を手にしている。





スイスで行われるダボス会議には
約2500人の世界の富裕層や政治家、企業経営者
一堂に会する。

オックスファムは
所得格差の拡大の原因のひとつとして
タックスヘイブンなどの税金逃れがあると指摘

「アフリカの金融資産の30%がタックスヘイブンに
置かれていると推測され、このことによって
毎年140億ドルの税収入が失われています。

140億ドルの予算があれば、母子保健の充実などを
通して年間400万人の子どもの命を救うことができる
ばかりか、アフリカのすべての子どもたちが学校に
通うために必要な教員を雇用することができます」

として
世界の指導者にこうした問題への対策を改めて呼び掛けた。

 

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