朝礼の話題

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シルバー民主主義

2015-03-03 00:42:06 | 21世紀
シルバー民主主義
2015/03/03
 雑誌「選択」を2月号から再度、購読を始めました。
 巻頭のインタヴューは「シルバー民主主義が国を滅ぼす」でした。
 若い人が、選挙に投票せず、暇な老人・夫人のみが投票する現状では、老人福祉を減少させようとする政策など実行出来ない。現状の投票行動が続けば、日本は老人に食いつぶされるだろう。
 井堀利宏さんというこの意見の発表者は、年代毎に投票を別にし、集計して見ようではないかと言っています。
 衆議院議員選挙も低投票率でしたが、地方選挙の投票率は、それ以上に低いようです。私達老人が、意見を通せるのは、案外この選挙かも知れません。
 低投票率の地方選挙で共産党議員が多いのも、今回の衆議院議員選挙で共産党が増えたのは、そう言う原因と考えるべきでしょう。
 これから選挙に出る人は、その地域の年令分布を調査し、その年代の投票率を乗じ、どの年齢層が投票の主力になるかを、良く知り、その層に合う政策を提言するのが当選の早道です。そう考えると、我ら老人の政治力を生かすことが出来そうです。
 段階の世代がシルバー人材となり、日本は人口減少時代に入ります。我々老人の、意見を取りまとめ、政策にする政党ができれば、案外政権を取れるかも知れませんよ。
 ぬえ(鵺)のような訳の分からぬ民主党では駄目です。ハッキリ筋の通った常識的意見で、現状より少し前進し、韓国・中国と少し離れ、米国とも2歩くらい離れ、沖縄米軍基地はフィリピン移転して貰うことを計画するような政党がいいですね。
 老人福祉は、現状で良しとし、認知症老人の回復不能のものは安楽死を認め、胃瘻などの「寝たきり延命措置」は、人道上許されぬ人権無視だとしましょう。
 関東地区の人口集中は、日本破滅だとして、首都圏地区の税金を高率化し、人口の地方分散を強制しましょう。首都圏の企業の法人税は地方の2倍程度とし、企業が地方に分散する政策をとりましょう。
 企業・人間の地方分散が進めば、人口も増加します。
 地方創成と地方に投資するだけでなく、首都圏での投資規制を実行する時代です。
 このシルバー民主主義と言う言葉を、我らシルバー世代の合言葉として、政治力の養成に役立てたいですね。
 早くしないと、我々老人は、クタバッテしまうかな?


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