秩父三社参り〜三峯講②〜

午前４時起床。　前夜にいつの間にか行倒れたかのような体制で寝てしまったのはたぶん午後１０時にもなってなかったかもしれない時間。　

普段そんな早い時間に寝ないから午前４時でもスッキリ起きられました。

 

秩父三社参り〜三峯講⓵〜はこちら

 

朝の三峯神社は静か。　

お山にいる人しかいないからね。でも寒いっ！

 

服の上に広袖を羽織って向かうは遥拝所。

一昨年行った時は雲が厚くて見られなかったけど、今年はどうだろう？

ドキドキしながらも、キンと冷えた拝殿周辺、鳥の鳴き声が響く森の空気を吸い込みながら歩く気持ち良さ。

都会住まいの人間からすれば本当にもう肺や肋骨が解放されていく気持ちよさです。

遥拝所に到着した時、空は妖艶な紫と燃えるような赤色に染まり、横浜三峯講に何十年（？）も参加されているお婆様がたが口を揃えて「こんなのはじめてだわ！」という空。

 

じっと待つこと数十分。カメラを構えた手がかじかんできたところでオレンジ色の太陽の輪郭がくっきりと見えだしました。

残念ながらカメラで押さえるとどれもぼやぼやな感じなのです。

肉眼で見たのと同じものを写真で再現するのは不可能なんでしょうね。

一眼レフでさえ難しいのではないかと。

７時からご祈祷。
拝殿の扉が全部開け放たれて風ぴゅーぴゅーの中、厳粛にご祈祷が行われました。

１のつく日は祖霊社の方に向いて祝詞を唱え、君が代を歌うのだそうで、２１日だったこの日ご祈祷終わってから起立して拝殿向かって右側にある祖霊社へ直り、君が代を歌いました。

国が世界がよよに平安でありますように。

朝ごはん終わってお札を頂きいざ出発！
山麓亭さんの熊さんと一緒にパチリ（笑）山麓亭さんのお蕎麦美味しかったです。

朝のたまごかけごはん食べたいなー（すごくおいしいらしい）

お山にご挨拶して、向かうは「 寳登山神社（宝登山神社）」　秩父三社の最後。

秩父神社もそうですが、神仏習合を経ているため、宝登山神社の隣には「玉泉寺（ぎょくせんじ）」があります。　

時間があれば両方お参りしたい。

「ほとさん」の由来は、日本武尊の関東遠征時、禊を済ませて山に入った日本武尊は山火事に遭遇。

 

山の神が大口真神（オオカミ）を遣わし、火を消したということから「火を止める山（火止め山＝ほとさん）」と呼び、神仏習合時に玉泉寺が神社と寺を引き継ぎ、「寳登山大権現」と呼んで神社を維持してきたのだそうです。

 

山を降りると暑さが身にしみるというか。　

ジリジリと迫り来る

何しろこの辺りは水がきれい。

ここにきたら冷たいトコロテンをいただくのが楽しみの一つです。

 

ここではあまりゆっくりする時間がないのですが、いつか奥宮まで行ってみたいところです。

 

そして向かうは長瀞。

荒川の清流が冷たくて気持ちがいい

ジリジリと照りつける太陽の下、荒川散策。
口琴を持ってきていたので、びよよよ〜〜んって鳴らしていました😆

荒川散策中に遠くにいたはずの鳶が降りてきました。

誰かのお弁当を狙っていたのかしら😁

 

そして帰りのバスはぐっすり下車するぎりぎりまで遊び疲れた子供みたいにぐっすり眠ってしまいました🤣
 

自然の中に出かけるの大切です。

しばらく自然が足りてなかったなぁってつくづく。　

楽しかった！

みなさんも自然の中に出かけてのびのびする時間を作ってくださいね。

 

そして横浜三峯講のみなさん、いつも同行するバスガイドさんもすっごく楽しくて。
いつまでも長くつづいてほしいなぁって思います。
ありがとうございました