はるみのちょっとTea-time

日々の暮らしのなかで感じたこと、市民運動のことなどわたしのことばで、つづります。

だれもが、日野原さんのように歳をとりたいと思う

2017-07-18 | 医療と健康関連

105歳・・・日野原重明さんが亡くなられた。

 

だれもが、日野原さんのように歳をとりたいと思う。

しかしそれは、多くの人たちにとって

かなわぬ願いであることも事実だ。

 

パートナーである認知症の大山のぶ代さんより

先に逝くわけにはいかない・・・と言っていた

砂川啓介さんの訃報が、かなしい。

 

葉真中 顕さんの「ロスト・ケア」という小説は

高齢社会と福祉・介護行政のはざまで見捨てられてゆく家族と

施設で働く人々が中心に物語が進んでいく。

 

いやおうなしに貧しい人々を切り捨てていく

格差社会の現実に

怒りとみじめさがつきまとう。

 

だれもが日野原さんのように生きられる社会は

いつになったら実現するのだろう。

 

 

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